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リクルートブログ 京都事務所

リクルートブログ京都事務所

2023年9月22日

【京都事務所】あずさの人材育成制度について

 

皆さま、こんにちは!

今回は京都事務所のシニアがお届けします。

 

法人説明会等で皆さまとお話ししますと、会計士としてやっていけるのかな、先輩達は丁寧に教えてくれるかな、と不安に思っている方をお見かけします。

私も入社する前は不安でいっぱいでしたので、その気持ち、よく分かります。

そこで今回はあずさの人材育成制度の中から以下の4つの制度について、私の経験を交えながらご紹介します!

あずさ監査法人に入ってご自身が成長する姿を少しでもイメージいただければ幸いです!

 

  • ・チューター制度

  • ・三者面談

  • ・1O1制度

  • ・CM制度

 

  • チューター制度

「チューター制度」とは、若手職員(チューティー)に対してシニア等の上位メンバーが教育担当(チューター)となり、コーチング及びティーチングを行う制度です。

一番身近な先輩がチューターとなるので、仕事に限らず色々な悩みをざっくばらんに相談できます!

私もチューターには仕事はもちろんのこと、本当にプライベートな悩みまでいろいろと相談に乗ってもらいました。

私自身はチューティーを卒業しましたが、当時のチューターとは今でもお互いの近況を報告し合っています。

特に新人の頃は右も左も分からず、不安や悩みがたくさん出てきます。

チューターは新人の一番身近な味方となりますので、新人にとって不可欠な存在だと思います!

 

  • 三者面談

「三者面談」とは、若手職員を対象に教育担当マネジャー及びチューターが対面でコミュニケーションを行う制度です。

チームとして若手の方を成長させられるよう、楽しくかつ真剣にコミュニケーションを取っています。

若手の方から貴重なご意見をいただくことも多く、チーム全体のパワーアップにもつながる制度です!

 

  • 1O1制度

「1O1制度」とは、各監査チームのマネジャーがチームメンバーと1対1で面談を行う制度で、チームと個人の成長をサポートすることを目的としています。

最低月に1回と高い頻度で実施しているため、直近の悩みもタイムリーに解決することが出来ます。

経験豊富なマネジャーからもらうアドバイスは貴重なものばかりで、「なるほどな~」と本当に学ぶことが多いです!

そのまま仕事に活かすことが出来るので自分のパワーアップにつなげることができます!

 

  • CM制度

「CM制度」とは、CM(キャリアマネージャー)が中長期的な目標について、CMを担当するパートナーと面談を行う制度です。

CMとの面談では知識・経験の豊富なパートナーから自分のキャリア形成について直接アドバイスをもらうことができます。

私自身も将来のキャリアについて悩むことがありますが、CMとの面談を通して自分のキャリアの軸を定めることができたと感じています。

また時には自分が考えていなかったキャリアを教えてもらうこともあり、将来の可能性を広げる点でも貴重な機会だと感じています。

1人1人の目指す将来の姿は異なります。CM制度では各人のビジョンに寄り添ったアドバイスをもらえるので、非常に大切な制度になります!

 

 

いかがでしたでしょうか。

あずさ監査法人ではこのように日々の業務から長期的なキャリアまで、法人全体としてサポートする体制が整っています。

「各制度についてもっと知りたい!」という方は、ぜひ法人説明会またはあずさメンバーに個別に聞いてみてください!

 

 

(私のチューティーとの写真です!)

2023年9月15日

【京都事務所】海外赴任について~帰任して感じる京都事務所の雰囲気~

 

皆さま、こんにちは!

今回は、この7月にアメリカ赴任から帰任した、京都事務所のアシスタントマネージャーからお届けいたします。

 

海外赴任ってかっこいいな、ちょっと興味あるな、でも自分が行けるのかな、そんな風に考えている就活生の皆さんに少しでもイメージが湧くような情報をお届けできればと思います!

 

それでは早速、赴任前、赴任中、赴任後に分けて以下の3つについてお話していこうと思います。

・赴任前に受講した数々の英語研修

・赴任中の業務内容

・帰任して感じていること

あずさにはたくさんの英語研修があります。説明会などのあずさリクルートイベントに参加するとそんなことを聞くと思います。

実際に、私も入社してから今までたくさんの英語研修を受講しました。

そしてそのおかげで海外に行ってもやっていけるような実力を身につけられたと思います。

今回はその中でも特に印象的だったものを少しご紹介します。

 

対面、オンライン英会話

この研修ではアメリカやカナダ出身の講師とマンツーマンで会話をします。

ネイティブスピーカーと話せる貴重な機会でしたし、自分の英語がちゃんと通じるのか確認することができました。

 

バンクーバー留学

シニアの頃に一か月のバンクーバー留学に行きました。

一か月はあっという間でしたが現地の語学学校で世界中から来る留学生と仲良くなり、いつか海外でいろんな国の人と働いてみたい、と海外赴任に向けたモチベーションが上がりました。

 

集中英語、監査特化型英語研修

この研修はビジネス英語や監査で使う英語を学ぶ研修です。

TOEICの点数がある程度高い人しか申し込むことができないもので、クラスメンバーのレベルも高かったです。

緊張感のある研修で、実力が付いたのを実感できましたし、この研修を受けたおかげで赴任中に使える英語力が身についたと感じています。

モチベーションやレベルに応じてたくさんの英語研修があるので、入社されて気になるものがあればぜひ利用してみてください!

 

・赴任中の業務内容

正直、ネイティブスピーカーでも帰国子女でもない私が、いきなりアメリカに行って仕事なんてできるのかなという不安がありました。

しかし、赴任してから、日本での監査経験があれば案外やっていけることが分かりました。

それはアメリカでもクライアントやチームメンバーが変わるだけで、仕事は同じ監査業務だったからです。

KPMGで使っている監査マニュアルや監査ツールは世界中どこの国でも同じです。

もちろん自分の意思をしっかり伝えられるレベルの英語力は必須なのですが、日本でしっかり会計、監査を勉強していればアメリカに行っても通用することが分かりました。

 

・帰任して感じていること

アメリカ赴任を通じて、日本では学べないことをたくさん学べました。帰任してアメリカとの違いを感じることもたくさんあります。

ただ、せっかく京都事務所のブログを書かせていただいているので、ここでは帰任して私が感じた京都事務所の雰囲気についてお伝えさせていただきます。

実は私は大阪事務所→デトロイト事務所→京都事務所の流れでこの7月から京都事務所に来た新参者なのですが、

京都事務所の今感じている雰囲気を一言で伝えるなら”アットホーム”です。

もちろん皆すごくまじめに仕事しているのですが、ふらっと通って立ち話、みたいな光景をよく目にします。

アメリカではリモートだったり、事務所に行っても個別にブースで仕切られていて、いったん仕事が始まると気軽に会話することが難しい環境だったりしました。

帰任して、京都事務所のそんな上司も含めたメンバー皆と気軽に話しかけられる環境はすごく良いなと感じます。

 

以上、私の赴任前、赴任中、帰任後、についてお届けしました。

いかがでしたでしょうか。

入社されたらまずは通常の監査業務になると思いますが、海外赴任経験者は法人内でどんどん増えてきていて珍しいことではありません。

グローバル企業の監査は多かれ少なかれ皆さん経験されることになると思うので、海外赴任のハードルを少し下げてご自身の将来のキャリアを描いてみてください!

 

(写真はKPMG US 125周年のイベントの時にデトロイト事務所メンバーと撮ったものです。)

 

(写真はセドナに旅行に行った時のものです。)

2023年9月8日

【京都事務所】AMの業務について

皆さま、こんにちは!

今回は、京都事務所のアシスタントマネージャー(AM)がお届けいたします。

 

論文式試験が終わって、法人説明会への参加などでお忙しくなってくるタイミングかなと思いますが、今回は皆さまが今後のキャリアを考えられる中で、少しでもご参考になる情報をお届けできると嬉しいです!

 

早速ですが、以下の2つについてお話ししたいと思います。

・AMの1日の業務のスケジュールは?

・京都事務所ではどのような業務ができる?

 

~AMの1日の業務のスケジュールについて~

 

まず、AMの1日の業務のスケジュールについてですが、シニア・AMになると監査チームのインチャージ(監査現場のリーダー)を担当することでスタッフとは大きく異なっています。

インチャージを担当している監査チームでは、四半期レビューや期末監査の監査調書の作成に加えて、監査の年間のスケジュールを監査チームのマネジャーやスタッフと相談しながら決めたり、

スタッフやシニアが実施してくれた業務の進捗や結果を確認してフィードバックしたり、クライアントから会計処理相談を受けて検討する、といった業務も担当します。

また、インチャージ以外の監査チームメンバーとして関与する場合でも、一部の業務についてスタッフやシニアの業務を取りまとめる役割を担うこともあります。

 

監査チームの取りまとめやクライアントからの相談対応が業務の中心になってくる点が、AMの特徴かなと思います。

 

往査の日は、前回ブログでスタッフ業務の例を説明したように、AMもシニア・スタッフと一緒に往査現場に行くことになるので、今回は、AMが事務所勤務や在宅勤務の日にどのような仕事をしているのか、一例をご紹介したいと思います。

 

【AMの在宅勤務での1日の業務例】

9時15分~

業務開始。

1日で完結する業務もあれば、1週間、1ヶ月という単位で進めていく業務もあるのですが、インチャージになると自分の業務については自由裁量の部分が大きく、仕事の優先順位を整理して、今日はこれをしよう!と決めます。以下は一例です。

 

  • 監査チームのシニア、スタッフのメンバーが作成してくれた期中段階の監査調書や監査ツールの入力結果のレビュー

⇒監査調書や監査ツールの入力結果をレビューして追加確認が必要な内容があれば、レビューコメントをします。

シニア・スタッフがレビューコメントの内容に対応してくれたあとは、再度確認して、問題が無ければ完了です。

 

  • クライアントからの会計処理相談の検討

⇒会計処理相談は主にインチャージが担当しますが、シニア・スタッフに一次検討をしてもらって、インチャージが確認してフィードバック、一緒に結論を考えてから、マネジャーに相談するなど、監査チーム内で情報共有しながら進めます。

 

  • 期末監査に向けて監査ツールの作り込み、その他の事前準備

⇒監査調書は監査ツールに直接入力する部分も多いので、期末監査までに準備できる部分はなるべく、事務所勤務や在宅勤務の日に進めて、期末監査での監査チームの業務負担を減らせるように準備します。

その他にも、残高確認書の発送スケジュールやクライアントの担当者との打ち合わせなども実施します。

残高確認書についてはインチャージとしてクライアントと調整したあとは、シニア・スタッフのチームメンバーに具体的な準備を進めてもらうために、作業内容を説明します。

 

12時~13時 お昼休み

在宅の日は、つい家にこもりっぱなしになってしまうので、

昼休み中に時間があれば、少し散歩してリフレッシュします!

 

13時~

リフレッシュして仕事再開!

今日の仕事の目途がついたら、翌日以降の業務についても考えます。

監査チームのシニア・スタッフメンバーが翌日以降の予定を立てやすいように、翌日以降の業務について、なるべく早くに連絡しておきます。

 

17時15分~18時(少し残業した日の例)

今日1日の目標としていた部分が終わったら、業務を終わりにします。

在宅勤務の日は、通勤時間を節約できるので、その時間を家事やリフレッシュにあてることも可能です。(事務所勤務で監査チームメンバーと対面で話すこともとても大切なので、バランスが大事ですね!)

 

簡単ですが、AMの在宅勤務での1日の業務について、少しでもイメージをお伝えすることができていれば嬉しいです!

 

次に、京都事務所ではどのような業務ができるのか、少しご紹介したいと思います!

 

~京都事務所での業務について~

 

京都事務所はクライアントの規模、業種が多様で、複数の監査チームに所属することで、様々な経験をすることができます。

例えば、私の場合は、京都事務所クライアントの金商法監査、会社法監査、リファード業務、大阪事務所クライアントの金商法監査に関与しており、それぞれで異なる役割、異なる業務を担当しています。

 

京都事務所クライアントには京都発祥の企業が多く、クライアントによっては創業者の方からお話を伺う機会もあり、会社の創業から現在まで歴史を感じることができるのも、京都事務所の特徴で魅力だと思います。

 

京都事務所は大阪事務所との垣根が低く、大阪事務所メンバーとの合同チームがあり、大阪事務所の監査チームに京都事務所メンバーが関与したり、京都事務所の監査チームに大阪事務所のメンバーが関与したりと、事務所を超えて多様なメンバーと交流できる楽しさも感じることができます。

 

皆さまも、これから、就職活動を進めていく中で、どんな経験をしたいか、どの法人・どの事務所に入ろうかと、色々悩まれると思いますが、ぜひ京都事務所の説明会にも足を運んで頂いて、事務所の雰囲気や業務の特徴を感じていただけると嬉しいです!

 

皆さまが自分に合っていると思える職場に出会えることをお祈りしています!

 

 

(写真は、京都事務所・大阪事務所・東京事務所の合同チームでの懇親会の様子です)

2023年9月1日

【京都事務所】スタッフの業務について

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所のスタッフ2年目がお届けいたします。

 

3日間の論文式試験、そしてここに至るまでの長い勉強期間、本当にお疲れ様でした!

大変なプレッシャーの中で試験を終え、体力も気力も消耗されているかと思いますので、まずはゆっくり休んで、リフレッシュしていただけたらと思います。

 

私自身の試験直後は、友達と遊んだり、アルバイトをしたり、旅行に行ったり、会計の勉強とは離れて過ごしていたのを覚えています。

社会人になるとまとまった自由な時間を確保することが難しくなりますので、試験前にやりたくてもできなかったことをこの期間に思う存分楽しむことをおすすめいたします!

 

 

さて、今回のブログでは「入社後の働き方」をテーマに、以下の2つについてお伝えしたいと思います。

  • 平常時の一日のスケジュール

  • スタッフの業務について

 

入社後の働き方については、気になる方も多いかと思います。

ブログを通して、あずさ監査法人で働くイメージを持っていただけたら嬉しいです。

 

 

  • 平常時の一日のスケジュール

 

繁忙期の一日のスケジュールについては先日お伝えさせていただきましたので、今回は平常時の一日のスケジュールをお伝えします。

私の平常時の一日のスケジュール(往査の日)は以下の通りです。

(スケジュールには個人差がございますので、一つの例だと思って見ていただけますと幸いです。)

 

 

~9時15分 クライアント先へ移動

→遅刻をしないように余裕をもって早起きします。

 

9時15分~12時 往査

監査を実施する中でクライアントのご担当者に直接対面でお話を伺うことができますし、現場の臨場感はリモートでは得られません。

また、先輩などあずさのメンバーが隣にいるとちょっとした疑問もすぐに解消することができ業務が捗ります。

 

12時~13時 チームでランチ

→クライアント先周辺の美味しいご飯を監査チームメンバーでいただきます。

クライアント先によっては社食を使用させていただける場合もあります。

美味しいご飯とチームメンバーとの談笑が午後の仕事を頑張る原動力になります!

 

13時~17時15分 往査

 

17時15分~18時 事務所へ移動

→クライアント先から失礼して、事務所に移動します。業務の進捗によっては、事務所に戻らずに帰宅する場合もあります。

(写真は事務所に移動する道中で購入し、事務所でみんなで食べたドーナツです!)

 

18時~19時30分 事務所で業務

 

19時30分~ 退社(お疲れ様でした!)

→仕事が終わり、自由時間です。買い物もご飯も、京都事務所付近で全部楽しむことができます。同期や先輩、後輩と飲みに行くこともあります。

 

 

往査の日のスケジュールをご紹介させていただきましたが、往査の日以外にも事務所勤務の日、在宅勤務の日があります。

 

往査の日程は所属する監査チームによって異なり、基本的には決められた日程がありますが、往査以外の日については、事務所・在宅を選んで勤務することが可能です。

 

所属している監査チームや繁忙期・閑散期にもよりますが、私は1週間のうち往査2日、事務所2日、在宅1日のバランスで働いています。

 

私はわからないことが出てきた時に質問できる先輩が近くにいる事務所の方が業務が捗るため、出来るだけ事務所で仕事をするようにしていますが、上述のバランスは人によって様々で、ライフスタイルに応じて柔軟な働き方ができると感じております。

 

 

  • スタッフの業務について

 

監査チーム内でのスタッフの役割は、業務の現場監督を実施する存在であるインチャージの指示の下、業務を実施することにあります。

 

インチャージから指示された担当財務諸表勘定科目(以下、担当科目)について、監査手続を実施し、調書を作成します。

具体的な監査手続で言うと、証憑突合や実査、棚卸立会、残高確認、内部統制の整備評価手続、運用評価手続など様々です。

 

担当科目について、監査手続を進める上で必要な資料をクライアントのご担当者に依頼したり、疑問点について質問することもあり、1年目から監査チームの一員として、責任が伴う仕事を任されることになります。

 

上述の他に、予習や上位者からのレビューコメント対応、往査の荷物準備など、スタッフの業務は幅広く、会計士としての基礎能力を身につけるべく日々業務を実施しております。

また、疑問点を適時に先輩に聞いて解消することも重要な業務の一つになります。

 

働き始める前までは、監査というと仕事は黙々とパソコンに向かって作業するイメージがありましたが、実際はクライアントの方とお話しする機会や監査チーム内で議論することが多く、コミュニケーションが必要な仕事であると感じています。

私は働く上で、コミュニケーションを意識しております。

 

 

いかがだったでしょうか。

少しでも皆さまにあずさ監査法人で働くイメージを持っていただけていたら幸いです。

 

皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしております!

 

(仕事終わりに同期とご飯に行った時の写真です。)

2023年8月25日

【京都事務所】新人会計士としての1年目を振り返って

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所スタッフ(2年目)がお届けします。

 

まずは先週の論文式試験お疲れ様でした!

今まで培った力を発揮できた方、少しうまくいかなかった方それぞれあると思いますが、とりあえず今は一息ついて体を休めてください。

 

さて、今回のブログでは、新人会計士としての1年目の振り返りについて

①通常業務(監査)と➁補習所に分けてお伝えしたいと思います。

 

①通常業務(監査)

この1年で1番感じたことは事前準備(予習)が大事であるということです。

各四半期レビューや期末監査で自身が担当する業務(監査手続)については事前にインチャージから連絡があります。

そこで担当することとなった業務(監査手続)の前期調書や参考調書を事前に確認して何を検討するためにどんな監査手続を行っているか、この監査手続にはどのような資料が必要なのか把握することで期末往査が始まった際により効率的に業務(監査手続)を進めることができます。

実際、各四半期レビュー、期末監査には複数社の往査に行く必要があります。私の例を挙げると以下のような日程で期末監査を行っておりました。

 

・4月第2週:A社の期末往査(出張)

・4月第3週前半:B社の期末往査

・4月第3週後半:C社の期末往査

・4月第4週前半:B社の期末往査

・4月第4週目後半以降:D社の期末往査

 

大まかな日程ではありますが、4社を約1週間ごとでローテーションしながら往査していました。

1週間ごとに往査するクライアントが変わり、その期限内に自身に与えられた業務(監査手続)を行うためには事前に予習しておくことが重要になります。

(繁忙期以外は少し余裕をもって仕事に取り組むことができます)

予習していても現場に入ればわからない箇所が出てくることは多々あるため事前にすべてを把握しておくことは難しいと思いますが、皆さんも合格後、実際に業務(監査手続)をする際には予習を行い、少しでも分からない箇所について先輩に質問することをぜひ心がけてみて下さい!

 

その他仕事で感じたことは仕事の優先度を考えて業務に取り組むことが大事ということです。

先程もお伝えした通り、四半期レビューや期末監査には短い期間で複数のクライアントで様々な業務を行う必要があります。

その中でどの仕事を優先して行うべきかを把握し、優先順位の高い仕事から進めていくことが重要であると感じました。

 

また、繁忙期には業務が集中してしまうため、体調を崩しやすくなってしまいます。

そのため仕事と私生活のオンオフを明瞭にすることで体調管理を行うことも必要です。

私は疲れたときには近くの銭湯でサウナに入ったりすることでリラックスしていました!

 

➁補習所について

会計士試験合格後12月頃から補習所が始まります。補習所では①講義、➁ディスカッション及び③考査の3つが行われます。

 

①講義については、基本的にE-Learning(オンデマンド配信)にて受講することになります。

1つの講義が5分割されているため、まとまった時間がない場合でも受講することができます。E-Learningだけでなく、対面での講義も行われます。

 

②ディスカッションについては、対面にて行われます。これは補習所内で30人くらいの小教室に分かれ、その中で班に分かれます。

その班で1つテーマについて討論し、その内容を発表するというものになります。

ディスカッションでは、他法人の会計士たちともコミュニケーションを取ることができ、交友を広げることができました。発表についてハードルが高いと感じられる方もいるかもしれませんが、個人的には同期で話し合って1つの結論を導き出すディスカッションはすごくいい経験になったと思っております。

 

③考査は、補習所で受けるテストのことを指し、非常に重要です!

考査は全部で8回で、1年目の上期に多くの考査を受けることになり、一生懸命勉強したことを覚えています。

2年目では年2回、3年目では年1回とテストの回数が減るため、1年目のテストが正念場になると思います。論文試験終了後のフレッシュな知識を活用してぜひ頑張ってください!

 

以上が補習所の振り返りになります。

入所したては右も左もわからず、不安になることも多いと思いますが、同期と力を合わせて考査に向けて勉強したり、ディスカッションで他法人の仕事内容を聞いたりでき、いい経験になると思います。

補習所が始まるのをぜひ楽しみにしておいてください!

 

以上、新人会計士としての1年目を振り返って、でした!

この投稿をご覧になって、新人会計士1年目の業務などについて、少しでもご参考になれば幸いです。

いよいよ就活をはじめる方も多いと思いますが、会計士としてのキャリアをスタートするための非常に重要な活動となりますので頑張ってください!

 

 

(写真は同期でご飯に行った際の写真です)

 

2023年8月10日

【京都事務所】試験前に気を付けていたこと

 

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所スタッフがお届けします。

 

テーマは試験前に気を付けていたことです!

 

試験勉強の息抜きの時間にご覧いただけるとありがたいです!

 

  • 1か月前から1週間前

私自身は1か月前から1週間前は、最後の模試や試験前のプレッシャーからメンタルが安定しないことが多かったです。

そこで私が気を付けていたことは、模試の点数が思わしくなかったときにその結果に対して周りの人と比べることをせず、点数が伸びない原因を分析し、残りの期間でどのように対応するべきか考えることを重視していました。

また、細かい論点に手を付けることは最小限に抑え、基礎的な知識をしっかり固めることを意識して試験勉強に取り組んでいました。

試験前のプレッシャーについては、それが原因で夜なかなか寝付けなかったことも多かったです。

そのようなときには、アイマスクをして好きな音楽を聴きながら、リラックスできる環境を作って寝るようにしていました。

 

  • 1週間前から2日前

1週間前から2日前は、病気等で試験が受けられなくなってしまうことを避けるために体調に特に気を遣っていました。

具体的には、夜は早めに寝る、人込みを避けて行動する、無理して勉強しすぎないといった対策をしていました。

試験勉強の面では、暗記しておけば点数が取れる箇所を中心に勉強していました。

 

  • 試験前日

試験前日は勉強をほとんどせず、試験会場へ向かうルートや持ち物の最終確認をして早めに寝るようにしていました。

 

  • 試験当日

試験当日は、次の科目の重要論点をチェックして、終わった科目については振り返らないようにしたかったのですが、気になったのでチラチラ見てしまうことが多かったです。

個人的には終わった科目について、気になるところがあったときは答えを見てしまうのもありだと思っています。

また、3日間という長期戦になるので、試験が終わった後はまっすぐホテルに戻ってリラックスするようにしていました。

 

もう論文式試験まで2週間を切っており、不安になることや気が焦ってしまうこともありますが、そういったときは一度深呼吸をして、これまで努力してきた自分を信じてください!

試験本番では皆さんが実力を十分に発揮できることを祈っています!!

 

(↑写真は京都事務所の近くにあるインドカレー屋さんにお昼に行った時のものです)

2023年8月7日

【京都事務所】おすすめの勉強法について

 

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所スタッフがお届けします。

 

いよいよ論文式試験まで1ヵ月を切り、皆さま日々勉強に励んでおられることと存じます。

無事に本番を迎えられ、万全の状態で試験を受けられるようお祈りしております!

 

さて、今回は私が受験生の際に行っていたおすすめの勉強法や反省点についてお話しさせていただきます。

ぜひ参考にしていただけたらと思います!

 

1.おすすめの勉強法(理論科目)

理論科目のおすすめの勉強法は、テーマを一つ定めた後にそのテーマの論点や結論について何も見ずにすべて書き出す、もしくは頭の中で思い起こす方法です!

例えば、監査論で「継続企業の前提」とテーマを定めたら「注記が必要かどうかの判断過程は?」「経営者と監査人それぞれの責任と役割の範囲は?」等、テキストの各論点とその結論を何も見ずに洗い出せるようになるまで徹底的に反復します。

そうすれば、頭の中で各範囲の大枠が整理された状態で知識を身につけられるので、角度が変わった問題にも対応しやすくなります!

 

2.おすすめの勉強法(計算科目)

計算科目のおすすめの勉強法は、ある論点に対してその論点が含まれた問題の解き方を何も見ずに言葉で説明できるようにすることです!

問題集を回転する中でどのような論点があってどのような解き方をしているか確認すればいいと思われるかもしれませんが、その場合、問題集の問題がトリガーとなって思い出せているだけの状態になるおそれがあります。

理論にも共通しますが、外部からの情報が一切ない状態で論点、結論、論拠や解き方をひねり出せるようにしておけば、安定して点数が取れる状態になると思います。

 

3.反省点

私が受験生の時、短い時間で少しでも多くの範囲に触れるために、声に出したり頭の中で思い出す勉強法ばかりを行い、実際にペンで文字を書く行為を怠っていました。

その結果、効率的に勉強を行うことはできましたが、実際に文字を書いていなかったため、本番の答案作成中に腕が疲れてイスラム文字のようになってしまいました。

論文式試験では多くの記述量が求められますので、筆記慣れしておくこともおすすめします!

 

論文式試験まで1ヵ月を切りいよいよ大詰めの時期に入りますが、体調管理に気を付けて健康な状態で試験に臨むことができるようお祈りしております!

 

 

 

2023年7月28日

【京都事務所】京都事務所の魅力について

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所スタッフがお届けします。

 

論文式試験が近づいており、皆様日々勉強に励んでおられることと存じます。応援しています!

 

さて、今回は京都事務所の魅力についてお伝えしたいと思います!

 

  • ①まずは「大手監査法人のメリットを享受できる点」です。

 

京都事務所は小規模な事務所ですが、あずさ監査法人という大手監査法人に属しています。

そのため、入社をされてから業務に携わるまでの間に受ける新人研修は、大阪事務所・神戸事務所等の同期の方と一緒に受けることになります。

なので、京都事務所の同期に限らず、大阪事務所・神戸事務所等の同期とも仲良くなることができます。

 

また、上記の通り、研修制度はあずさ監査法人で統一のプログラムであるため、京都事務所においても他の事務所と同様の成長の機会が与えられているといえます。

 

  • ②つぎに「小規模な事務所のメリットを享受できる点」です。

 

京都事務所はワンフロア、職員数も60名程度と比較的小規模な事務所です。そのため、皆顔見知りでとてもアットホームな雰囲気です。

メンバー同士の距離が近く、いい意味で先輩・後輩、上司・部下という職階による壁が薄いため、先輩だから話しかけにくい…などといった新人にありがちな悩みもなく、わからないことや相談したいことを気軽に聞くことができます。

入社当初はわからないことも多いかと思いますので、気軽に質問・相談できることは重要かと思います!

 

また、小規模だからこそメンバー1人ひとりに目が届くという点も京都事務所の魅力の一つです。

事務所で作業していると他チームの先輩が話しかけてくださるなんてことも多々あり、業務に関することだけに限らず、困っていたら誰かが手助けてくれる環境が京都事務所にはあると感じています。

上記のことは、仕事を進める上での大きな安心感となっています!

 

さらに、京都事務所クライアントの監査は、大阪事務所クライアントの監査に比べ、クライアントの事業規模や多角化等の観点から、比較的監査チームも少数で構成されているため、一年目から様々な業務に携わることができます。

そのため、早い段階で業務の全体像の把握ができるという点も京都事務所の魅力になります。

 

以上、京都事務所の魅力を大きく2つに分けてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

大手監査法人のメリットを享受しながらも、小規模な事務所のメリットも享受することができるという点は、京都事務所を語る上で外すことのできないポイントかと思います!

私は、働き始めて特に②の小規模な事務所のメリットを実感しています。

 

このブログを読んで、もっと知りたい!もっと聞きたい!と感じてくださった方は、今後開催されるイベント等でお気軽にお聞きください!

 

(写真は事務所会議室でのチームディスカッションの様子です)

2023年7月14日

【対談】京都事務所での働き方

 

皆様、こんにちは!

あずさ監査法人京都事務所のシニアとスタッフがお届けします。

今回は、対談形式で京都事務所での仕事の雰囲気をお伝えしていこうと思います。

 

 

(シニア)入社から1年経ちましたが、監査法人での仕事はどうですか?

受験生の皆さんに役立つ情報や伝えておきたい情報などありますか?

 

(スタッフ)これまで勉強してきたこと以外にも学ばなければならないことが多くて大変でした。。。

積極的に先輩に質問することが大切なので、メモ帳はやはり重要です!!

 

(シニア)たしかに、メモ帳は大事ですよね。私もいまだにたくさんメモできるように、ノートを持ち歩いてます。

メモ帳以外にも、電卓やPCなど必須の持ち物は意外と多いですけど、基本的にPC作業が多いので、

PC周辺で便利なものも皆さんいろいろ持ってますよね。マウスや、のぞき見防止フィルター、PCスタンドとか。。。

 

(スタッフ)そういった情報はどうやって入手するんですか?

 

(シニア)事務所で先輩や同期と雑談しているときに教えてもらうかな。

 

(スタッフ)たしかに、仕事はチーム単位でしますけど、事務所ではチームが違う人とも話す機会が多いですね!

平日のランチ以外にも、バーベキューをしたり、スポーツ懇親会をしたり、交流の機会が京都事務所は多いように思います。

 

(シニア)私が入社した頃は、コロナの影響であまり事務所の人と交流ができなかったですが、最近はコロナが落ち着いて、事務所イベントも開催されるようになりましたよね!

 

(スタッフ)このアットホームさが京都事務所の特徴ですね。人数規模は大阪事務所に比べると小さいけれど、その分、上司との距離感が近い良さがあります。

 

(シニア)困ったときに周りに頼れる人が多いのは安心ですよね。受験生の皆さんが来年入社された際にも、安心して働ける事務所だと思います!

 

スポーツ懇親会の写真です。

 

京都事務所の魅力について、少しはお伝えできたでしょうか。

論文式試験まであと少し、体調に気を付けて頑張ってください!

 

2023年7月7日

初の期末監査を終えて

皆さん、こんにちは!

 

ブログをご覧いただきありがとうございます!

第三弾のブログは、京都事務所スタッフ1年目がお届けします。

 

まず、先日の合格発表で5月の短答式試験合格された皆さん、本当におめでとうございます!

自分の受験番号を確認した時、喜びはひとしおだったかと思います。

私も短答式試験には苦労したので発表の瞬間は今でも覚えています。

これから論文式試験まであと少し、最後まで悔いが残らないように走り切って下さい!

 

今回のブログでは、「入社後の働き方」をテーマに以下の3つを書いていきます。

  • ①働き方・仕事内容

  • ②繁忙期の一日のスケジュール

  • ③事務所の雰囲気

あずさ監査法人に入って会計士として働くことのイメージを少しでも持っていただくことで、勉強のモチベーションをさらに上げていただければ幸いです。

 

  • ①働き方・仕事内容

あずさ監査法人では、就業時間が原則9:15~17:15(4月下旬~5月上旬の繁忙期のみ9:15~18:15)となっています。

繁忙期は時間外勤務をすることも増えますが、働く時間は人によって様々です。

私は朝方なので、早めに出勤してよく朝に時間外勤務をしていました。

 

また、あずさ監査法人では、リモートでコミュニケーションを取れる体制が整っているため、働く場所も多様化しています。

私も入社してからクライアント先、在宅、京都事務所、大阪事務所(京都事務所所属でも利用できます)、京都駅のサテライトオフィス等、その時に適した場所で業務をしています。

 

スタッフの仕事内容としては、自分の監査担当科目がいくつか割り当てられ、それらについての監査手続の実施及び調書を完成させることです。

同じチームにはキャリア年次の近い先輩がいるので、分からないことはその場で相談・解決しながら進めることができます。

 

 

  • ②繁忙期の一日のスケジュール

私の繁忙期での一日のスケジュールは以下のとおりです。

 

8:00 事務所出社

8:00~9:00 メールチェック、to doリストの整理、調書作成準備

9:00~9:15 クライアント先へ移動

9:15~12:00 往査(監査担当科目に係る監査手続実施及び調書作成)

12:00~13:00 昼食

13:00~17:15 往査(監査担当科目に係る監査手続実施及び調書作成)

17:15~17:30 事務所へ移動

17:30~19:00 事務所で業務

19:00 退社

 

 

  • ③事務所の雰囲気

 

京都事務所は、全体で60名と比較的少人数の事務所です。

そのため、事務所全体が一つのチームのような一体感があるのが特徴だと思います。

 

事務所へ出勤の際には他のチームメンバーと昼食に行くこともよくありますし、

歓送迎会などの事務所イベント、休日には有志でのバーベキューやスポーツ懇親会といったイベントも定期的に開催しています。

同期も5人と少人数のため、同期間の繋がりも強いです。

 

 

論文式試験までの残り期間には苦手な分野の復習や模試などでご苦労されることもあると思いますが、将来監査法人で働いている自分の姿を想像して頑張って下さい。

受験生の皆さんと一緒に働けることを心より楽しみにしています!

 

 

写真はスタッフ1年目の同期とランチに行った時のものです。