1.   >  
  2.   >  
  3.   >  
  4. リクルートブログ 神戸事務所

リクルートブログ 神戸事務所

リクルートブログ神戸事務所

2023年11月14日

【第15回】皆様へのメッセージ

皆様、こんにちは!神戸事務所リクルートブログ担当です。

神戸事務所リクルートブログもいよいよ最終回となりました。

 

合格発表まで、あと3日となり、緊張した毎日を過ごしていることと思います。

同時に監査法人の就職活動も終盤となりました。

そこであずさ監査法人神戸事務所リクルートブログの最終回では合格発表後の過ごし方についてお話ししたいと思います。

 

合格発表後、内定が決まるまでは約1週間です。

合格発表までの残り数日は合格者向けの法人説明会や面接の日程、プロフィールシートの提出期日など日程管理をしっかりしておきましょう。

また、気になることや迷っていることを直接質問できる機会も少なくなってくるため、まとめておくことをお勧めします。

 

神戸事務所の合格者説明会は11月21日(火)予定です。

詳細はこちらをご覧ください。

神戸事務所 | あずさ監査法人|会計士採用情報|定期採用|リクルートブログ (azsa.or.jp)

 

説明会参加後はいよいよ面接です。

面接に向けて志望動機や会計士を目指した理由など自分の言葉でしっかり説明できるように準備しましょう。

そして何よりも自己管理をしっかりし万全の体調で就職活動を行えるよう気を付けてお過ごしください。

なお、面接は緊張すると思いますが、面接官もそれは分かっていますので、大丈夫ですよ。

 

さて、神戸事務所リクルートブログでは事務所内のスタッフからパートナーまで、多くの職員よりブログをお届けしてきました。

文章を通じてではありますが、会計士として働く自分自身をイメージしていただけましたでしょうか。

ここ神戸事務所で仕事をする日々は私にとっても毎日が新しい発見ばかりで、充実していて安心できる場所です。

ブログを通じてそのような雰囲気が伝わっていれば、嬉しく思います。

 

そしてなによりも皆様の就職活動が納得のいく結果となりますよう心より願っております。

皆様が選ばれた場所があずさ監査法人神戸事務所でありますと大変嬉しいです。

 

最後になりますが、15回のリクルートブログをご覧いただきありがとうございました。

会計士として活躍される皆様を応援しております。

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年11月7日

【第14回】あずさ監査法人神戸事務所でお待ちしています!

こんにちは!

神戸事務所リクルートブログをご覧いただきありがとうございます。

 

いよいよ合格発表まであとわずかですね。

今までやってきたご自身の努力を信じて、合格後の明るい未来を想像しながら待っていてください。

さて、合格発表を間近にひかえた皆様にあずさ監査法人神戸事務所パートナーより、2つのメッセージを送りたいと思います。

 

公認会計士の魅力

私は、あずさ監査法人大阪事務所、神戸事務所に加え、KPMGの海外事務所での業務も経験し、公認会計士としての業務を通じて、たくさんのクライアントの方と出会うことができ、多種多様な業務に携わることが出来ています。あずさ監査法人に入社して20年弱になりますが、クライアントの方との対話を通じて、いまだ絶えず新しい発見があり、成長を実感しています。

これからは、グローバル業務含めた監査・会計の分野のみならず、サステナビリティの分野、DXの分野等、皆様が公認会計士としてご活躍できる領域は、ますます広がっていきますので、是非期待してください!

 

あずさ監査法人神戸事務所の魅力

  • ①クライアントのポートフォリオが素晴らしい

みなさんが日々の業務を通じて成長していくためには、クライアントの存在が不可欠です。あずさ監査法人神戸事務所ではIFRS適用のグローバル企業の監査をはじめ、様々な業種の上場企業の監査、金融監査、IPO業務、パブリック関係業務など、多様な経験を積むことができます。多様な業務経験を通して、自分にマッチする業種、業務が見えてくると思います。

 

  • ②アットホームな事務所

事務所の規模感がちょうど心地よく、フラットな組織で、特に新人のことは事務所のみんなで大切に育てていこうという温かい雰囲気の事務所です。大手監査法人に所属しながら、アットホームな雰囲気を味わえるのも、あずさ監査法人神戸事務所の魅力だと思います。

 

あずさ監査法人神戸事務所で、皆様の素敵な会計士人生の第一歩を踏み出してみませんか。

皆様と一緒に仕事ができる日を楽しみにしています!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

パートナー

2023年10月31日

【第13回】グローバルな業務経験

こんにちは!

今回は、神戸事務所パートナーがグローバル業務について話をさせていただきます。

 

  1. 1、グローバル企業の監査について

そもそもグローバル業務とは何か?という話ですが、一般的には、海外展開している会社を担当し、英語を使いながら業務を行う、海外の子会社責任者や担当者、現地監査法人と連絡を取り合って監査を進める、といったことを指すと思います。

例えば、クライアントが海外の会社と取引をしている場合、そこで使われる言語は全て英語等になりますので、英語の資料を読んで内容を確認することになります。また、クライアントが海外に大きな子会社を保有している場合、その子会社の監査も連結財務諸表の観点で必要になりますが、海外の子会社を日本にいながら監査することは地理的にも、法規制的にも難しいため、現地の監査法人に英語で指示を出して監査を実施してもらいます。

あずさ監査法人神戸事務所においても、アメリカ・ヨーロッパ・アジアの様々な国に展開している会社が多くありますし、逆に海外に本社のある会社の日本子会社を、海外の親会社の監査法人から指示を受けて監査し、監査結果を英語で報告するといった業務もあります。

 

  1. 2、海外赴任について

このように日本に居ても海外に展開しているクライアントを担当し、英語を使って業務を行う機会はありますが、実際に海外のKPMGオフィスに赴任し、そこで業務を行う制度があります。私自身も、2018年から2021年に、KPMGシンガポールで駐在していました。

言語だけでなく、文化も全く異なる場所で業務をすることは、もちろん苦労も多かったですが、家族も含め、人生において非常に良い経験になりました。

日本からは気軽に行くことができない、ガイドブックに載っていない場所を巡って、現地の文化を楽しむことや現地の同僚、友達が多くできることは、海外赴任の魅力であり、私や家族のかけがえのない財産になっています。

あずさ監査法人は法人全体として、海外業務を行うことができるグローバル人材を増やそうという方針があります。今まではある程度の経験を日本で積んでから、最低でも1年半以上海外に赴任するという制度が主流だったのですが、最近では海外で働く機会が増え、入社1年目で1か月間海外勤務を行う、入社後数年間国内で働き、3か月間海外で働くといった短期的な赴任制度もできています。

このようにあずさでは様々な海外赴任制度がありますので、海外で働いてみたいという方にとってチャンスは多いと思います。

※駐在中何度も通ったお店のチキンライス

※帰任前に奮発して家族と泊まったマリーナベイサンズの屋上プール

 

  1. 3、英語研修について

日本や海外で英語を使って働く機会が多いと言っても、英語が苦手、何から勉強すれば良いか分からない、という方は沢山いらっしゃるかと思います。あずさにはそのような方に向けた様々な英語研修があり、初心者を対象としたTOEIC対策講座から、海外赴任希望者を対象としたスピーキング・リスニング特化の研修まで、幅広い講座が準備されています。

英語を勉強したいというモチベーションさえあれば、こういった研修に参加して力を付けることができる環境になっています。実際に、私は入所した時は英語が苦手でTOEICが400点ぐらいでしたが、あずさ監査法人の短期留学制度や英語研修を利用することにより、900点前後の点数を取れるようになりました。皆様に安心していただきたいのは、海外赴任をしているあずさ監査法人のメンバーで最初から英語が得意という人のほうがむしろ少ないということです。

グローバル業務に興味を持っているけれど英語に自信が無い、という方でも不安に思わず、あずさ監査法人の研修などを通じてしっかり英語の勉強をすれば、将来的にはグローバル業務をこなし、海外赴任できるレベルまで必ず辿り着けると思います。

 

  1. 4、終わりに

最初にお伝えした通り、あずさ監査法人の神戸事務所には様々なグローバル企業があります。また、神戸事務所のスタッフからパートナーまで、多くのメンバーが海外で働いた経験があります。

グローバル業務に興味のある方はどんどん手を挙げていただき、世界に羽ばたく会計士を目指して下さい。そのためのサポートは神戸事務所一同惜しみませんので、安心して門をたたいてくださいね!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

パートナー

2023年10月24日

【第12回】IFRSの魅力

皆様、こんにちは!

受験勉強、大変お疲れ様でした!

また、神戸事務所のリクルートブログを覗いていただき、ありがとうございます。

 

さて、今回のテーマは「IFRS監査」です。

と言いましても、私自身、入社してからずっと会計監査業務に従事していますが、IFRS基準を適用しているクライアントを担当してから、まだ1年ちょっとと短く、「IFRS監査」につきましては、皆様と同様にほやほやの新人です。ということで、新人ならではの、「IFRS」との付き合い方を少しだけお話させていただければと思います。

 

IFRS監査」新人の私は、まずは、あずさ監査法人が発行している書籍を購入してみました。こちらです!!(値段が高い!)

 

業務にあたりながら、必要に応じて、読んではみるのですが、なかなか理解が難しい日本語が並びます・・・。

 

そんな時に、まず大枠を理解するために利用しているのが、こちらのサイトです。

「オンライン基礎講座 日本基準・IFRS会計基準」

リンク先:オンライン基礎講座 日本基準・IFRS®会計基準 – KPMGジャパン

KPMGジャパンが、初心者向けに、IFRS基準について、トピックごとに解説しています。

(日本基準についても解説があります。)

こちらは、社外向けのサイトですので、皆様でも、だれでもアクセス可能となっております。また、解説資料もPDFで入手することができますので、大変便利です。ご興味ある方は、是非、当サイトにアクセスしてみてください!当サイトの解説資料を読んで、大枠を理解したうえで、上述の書籍を読んで理解を深める、さらに、IFRS基準にも当たってみる、というのが、私の「IFRS」との付き合い方となっています。

 

ちなみに、IFRS基準の書籍は、神戸事務所の図書コーナーにも用意されております!

 

神戸事務所には、大きなIFRS適用会社が数社あります。そのため、入社1年目からIFRS監査に従事いただくこととなる可能性も高く、「IFRS」をより身近に感じていただける環境が整っているのではないかと思います。

 

IFRS基準よりも、まずは何より日本の会計基準をしっかり身に付けたいねん!と思ってらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、ご安心ください。IFRS適用会社は、連結はIFRS基準により作成していますが、単体は日本基準に基づき作成しています。そのため、IFRS適用会社の監査に従事することで、IFRS会計基準と日本基準の両方を理解する必要があり、一挙両得となります。

 

以上、「IFRS監査」についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

次回は、「グローバルな業務経験」についてご紹介いただきます。

是非、また神戸事務所のリクルートブログをチェックしてみてください!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

マネジャー

 

2023年10月17日

【第11回】金融業務について

皆さま、こんにちは!

 

今回のブログでは、「金融業務について」をテーマに、神戸事務所で金融機関のインチャージを担当している私からお届けいたします!

 

第7回のブログでもご紹介した通り、神戸事務所には様々な特徴を有するクライアントが揃っており、その中の1つに「金融機関」があります。

一般事業会社の監査も金融機関の監査も同じ財務諸表監査であり、監査計画の立案から期末監査・開示チェックにいたるまでの大まかな流れは同じです。(1年間の監査の流れを知りたい方は、是非第8回のブログをチェックしてください!)

その一方で、監査の対象となる財務諸表自体のつくりは少し異なっています。例えば金融機関の財務諸表には売上高・売上原価という概念がなかったり、業種特有の勘定が載っていたりと、一般事業会社の財務諸表と異なる点が多いです。

 

神戸事務所では信用金庫・信用組合といった地域の金融機関に監査業務を提供しており、在籍している多くの方が一般事業会社の監査に携わるとともに、金融機関の監査にも携わっています。

そこで今回は、一般事業会社と金融機関の両方の監査が経験できるメリットについてご紹介いたします!

 

まず、両方の監査を経験することで業務の幅を広げることができます。金融機関の監査では、財務諸表や仕訳を理解するために、例えば預金取引や融資取引といったような業界特有の取引の仕組みについての知識が必要となり、高い専門性が要求されます。そのため覚えなければならないことや勉強しなければならないことは増えますが、「会計」のみならず「金融」にも精通していることは、他の公認会計士と差別化できる大きな武器になります。

 

また、金融機関の監査で自己査定監査(※)の経験を積むことによって、財務諸表分析能力やヒアリング能力を向上させることができます。(詳細は下の※をご参照ください。)

一般事業会社の監査でも、会社担当者の方に適切にヒアリングする能力はもちろん、財務諸表の異常点を見つけるための財務諸表分析能力も欠かせない能力になりますので、自己査定監査で培った力が非常に役立つと思います。

 

(※)自己査定監査とは

自己査定とは、金融機関が保有する貸出金等の個別の資産を、回収可能性と価値の毀損の危険性の度合いに従って区分・分類する作業を指します。この作業結果を基に、金融機関は貸倒引当金を計上しています。

監査人は、金融機関の自己査定が適切かどうかを「自己査定監査」を通じて検証しており、貸倒引当金の計上額に対する重要な監査手続となります。具体的には、個別の債務者(貸出先)に関する、財務状況・資金繰り・収益力等の返済能力等を踏まえた金融機関の評価(正常先?要注意先?破綻懸念先?など)が適切かどうかを、当該債務者の財務諸表及び関連資料の閲覧や金融機関担当者へのヒアリングを通じて検討することになります。

 

なお先述の通り、金融機関の監査では高い専門性が要求されますが、あずさ監査法人では金融機関向けの研修が用意されており、また神戸事務所には実際に金融機関を担当している先輩がたくさんいますので、ご心配いただく必要は全くありません!

 

就職活動では色々と迷われる方も多いかと思いますが、一般事業会社の監査だけでなく金融機関の監査も経験してみたいという方は、あずさ監査法人の神戸事務所をお勧めいたします!

 

次回のブログでは、IFRS関連業務の魅力についてお届けする予定です。

最後までご覧いただきありがとうございました!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

アシスタントマネジャー

2023年10月10日

【第10回】CM制度・チューター制度・1O1制度について

皆さん、こんにちは!

今回のブログは、CM制度・チューター制度・1O1制度について紹介させていただきます。

 

CM制度とは?

突然ですが質問です。

・皆さんはどのような会計士になりたいですか?

・そのためには、どのようなキャリアを歩めば良いと思いますか?

 

受験生の皆様の中には、どのようなキャリアを歩めばいいかイメージがつかないという方も多いのではないでしょうか。私も、監査法人に入所する前は、どのようなキャリアを歩めばいいのか悩んでいました。でもそんな時、助けになるのがCM制度です!

 

CMとは、キャリアマネジャーの略で、私たちが今後のキャリアをどのような計画をもって歩んでいくかを中長期的な目線でサポート・アドバイスしてくださる(後述の教育担当マネジャーやチューターよりも上位の役職者)方のことです。あずさ監査法人で働く職員には、必ずCMがつく制度となっています。

キャリアマネジャーとの面談の様子です。

 

CMとは定期的に面談を行い、自分で設定した短期・中長期の目標や、会計士としてのキャリアについてのアドバイスをもらいます。経験がまだ浅い私たちにとって、経験豊富なCMからのアドバイスは、非常に貴重なものです!

 

チューター制度とは?

次にチューター制度とは、スタッフに対して比較的年次の近いシニアやアシスタントマネジャーといった先輩1人が指導係としてつく制度であり、主に日常の業務に関するサポートやアドバイスをしてくださり、社会人として、会計士としての私たちの短期的なメンターとなります。

チューターに仕事上での不明点を質問した時の様子です!

 

初めての往査の際、右も左も分からない私に、チューターの方が、大丈夫?進んでる?とお声掛けしていただき、丁寧に分からないところを教えていただいたのは、今でも鮮明に覚えています。チューターの方とは、同じチームになることが多く、業務中どんな小さな疑問でも親身になって答えていただいているため、とても感謝しています。

 

1O1制度とは?

最後に1O1制度です。1O1制度とは、教育担当マネジャー(エンゲージメントのマネジャー)と定期的に1対1の面談を実施し、フィードバックを行う制度です。面談を通じて、人材育成の機会として新たに導入された仕組みとなります。

教育担当マネジャーとの写真です!

 

上記の通り、基本的に教育担当マネジャーはエンゲージメントチームのマネジャーとなるので、普段のチームでの様子から目標達成に向けて有意義なアドバイスを頂けます!

 

このようにあずさ監査法人では、中長期的な目線で成長をサポートしてくれるキャリアマネジャーや、社会人として自立し、真のプロフェッショナルに成長するための基本姿勢を教えてくださるチューター、日々の業務からフィードバックをくださる教育担当マネジャーなど皆さんの成長を後押ししてくれるため、入社後も充実したキャリアを歩むことができます。

 

次回は、「金融業務について」というテーマを予定しております。

ぜひチェックしてみてください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

あずさ監査法人 神戸事務所 スタッフ

2023年9月26日

【第9回】スタッフの一日の流れ

皆さんこんにちは!

 

今回のブログは神戸事務所のスタッフ一年目が「スタッフの一日の流れ」をテーマにお届けします。

 

受験生の皆様の中には、監査法人に就職したのち、どのような仕事をするのかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。そこで、私自身が期末監査においてどのような一日を過ごしていたのか、時系列にご紹介します!

 

~往査の一日~

(「往査」とは、クライアント先に伺い、業務を行うことです。)

 

9:15

チームメンバーと集合

最寄り駅に集合したのち、クライアント先に向かいます。

 

9:30

クライアント先に到着、業務開始

到着後は、クライアント先の方とご挨拶をしたのち、その日一日で行う業務を整理します。往査の現場ですべき業務(往査現場でしか確認できない資料を使う業務や、質問を伴う業務など)を再確認し、優先的に取り組むよう、心掛けています。

 

10:00

概況ヒアリング

クライアント先の方から直接、業績動向についてご説明いただきます。クライアントにもよりますが、私が関与している先は四半期に一度、ヒアリングを行っています。

ヒアリング内容は難しいことも多いですが、企業理解や、外部環境の理解を深めることができる貴重な機会です。

 

11:00

分担作業に取り組む

自分に割り当てられている分担に取り組みます。

私は期末監査において、現預金や借入金、固定資産の科目が分担として割り当てられました。これらの勘定科目はスタッフ一年目が担当することが多い勘定科目です。

クライアントの方から資料をいただき、証憑突合などの監査手続を行います。

 

12:00

監査メンバーとランチ

監査メンバーとのランチは上司・先輩とコミュニケーションをとることができるよい機会です。おいしいご飯を食べて、午後の業務に向けて英気を養います。

 

13:00

業務再開、先輩・クライアントの方に質問

午前中に行った業務で生じた疑問について、先輩やクライアントの方に質問します。

新人が担当する業務は先輩方が以前に経験されていることが多いため、クライアントの方に質問する前に先輩に質問することが多いです。

クライアントの方への質問は、最初のうちは緊張しますが、事前に質問事項をまとめたり、資料を読み込んだりして、的確な回答を得られるよう準備をしたのち質問を行います。

私自身、期末監査では担当科目の増減分析の結果、増減理由が大きい箇所について質問をすることが多かったです。

 

17:00

上司に進捗報告

一日の業務の進捗状況を上司に報告します。

報連相という言葉があるように、現在の自分の分担の状況を上司に報告することはとても重要です。また、報告をすることで自分自身も客観的に進捗を把握することができ、翌日以降に取り掛かるべき業務を明確に把握することができます。

 

17:30

終業

業務がひと段落したところで、クライアント先を後にします。

業務の進捗具合によって、事務所に戻る日もあれば、直接帰宅することもあります。

最近は帰りにコンビニにより、チョコレートを買うことが小さな楽しみです。

 

以上が往査の一日のスケジュール紹介となります。

今回記載した内容はあくまで一例ではありますが、就職後、どのような一日を過ごすことになるのか、少しでも参考になれば幸いです!

次回は、「CM・チューター・1O1制度について」というテーマを予定しております。

ぜひチェックしてみてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

あずさ監査法人 神戸事務所 スタッフ

2023年9月12日

【第8回】監査法人の1年間

みなさん、こんにちは。

論文試験を受験された方、試験お疲れ様でした!

 

リクルートイベントが始まり会計士と話す機会も増えていると思うのですが、会計士って普段はどんな感じで仕事しているのか気になりませんか?

 

今回は、皆さんが監査法人に入社された後のイメージをつけていただける機会になればなと思い “監査法人の1年間” について、お話しさせていただきます!

 

まず、監査法人の1年間の流れを簡単にまとめてみました!

 

3月決算の会社の場合、監査のスタートは7月です。7月に新年度の監査契約を結び、監査チームで、クライアントの経営環境や事業内容の変化、リスクが高まっている領域などについて話し合い、監査計画を立てます。四半期や期末監査は、決算に入る前に事前打ち合わせを行い、と並行して現場に行き、四半期レビューや期末監査を行います。最後に、実際に外部に開示される四半期報告書や行い、監査報告書を提出することになります。また、監査では期末の会社の決算数値の検証だけでなく期中に内部統制の評価も行うため第1四半期が終わったタイミング頃にまず、会社のデザインした内部統制が適切かどうかの整備状況の評価を行います。そして、年間をそのデザインされた内部統制が有効に機能しているかの運用状況の確認を行います。

あくまで3月決算の会社のみの日程ですので、12月決算などの3月決算以外の会社(通称:期ズレ)を担当している場合には、必ずしもこの日程通りではありませんが、簡単な監査法人の1年間の流れです。

それでは、具体的に、私が2年半経験してきた中で、試験勉強時代とイメージが違って感じたことを3つご紹介します!

 

1.監査は年間を実施する!

監査を実施している会社に行くのは、期末だけではなく期中でも実際に会社に行って各種帳票を確認したりすることがあります!期中は、期末監査手続の前倒しや内部統制の整備運用状況の評価、リスク評価を目的としたなどを行っています。

期中往査の際には、往査中に発見した事項をまとめ、子会社の社長や支店長などに直接お伝えする講評会が行われますが、上司だけではなく、1年目のスタッフでも社長や支店長の前で発見事項を説明することがあります。スタッフでも監査の結果を直接お伝えする機会があり、自分の発見事項が会社をよりよい方向へ向かわせている実感が持てるので、とても良い機会になりました。

 

2.残高確認は発送して終わりではない!

です。回収期限の管理や、差異がある場合には差異原因の調査をします。差異原因の調査も簡単に質問して終わりではなく、外部証憑を入手し、監査人としての理解と異なることがないかを検討して、その内容を調書化します。

担当している複数の会社で、数種類の残高確認(金融機関、債権・債務など)を同時並行で送るので、1年目は回収管理だけでも大変で、また、差異原因の調査も、どういう質問をしてどのくらい検討すればOKなのかが難しく、先輩に沢山フォローしていただきました。発送して終わりではないというのは当然ではあるものの、回収管理のことや具体的な差異原因の調査は試験勉強の中ではあまり出てこなかったのではないでしょうか。

 

3.開示チェックはかなり慎重に!

監査報告書は、会社の計算書類や有価証券報告書に対して意見表明を行うものです。いくら期中で完璧な監査を行っていたとしても、もし会社の作成した計算書類や有価証券報告書の内容に誤りがあれば、訂正報告に繋がる場合もあるので、慎重にチェックする必要があります。

実務では、財務諸表の数値や注記ははもちろん、有価証券報告書の前半部分の内容や注記の記載が、必要な記載がもれていないかなど、記載内容を細かく確認します。特に、有価証券報告書はかなりのボリュームであり、チーム全員で複数日をかけて何度もチェックを行います。

受験勉強では、確認や立会などの実証手続についてはたくさん勉強しましたが、開示チェックの際にここまで細かくチェックを行うとは思っていませんでした。しかし、最終的に財務諸表利用者の目に触れるものは四半期報告書やですので、開示チェックの際はいつも以上に気を引き締めて臨むようになりました。

 

いかがでしょうか?実際に働くイメージを少しでも持っていただけたら幸いです。

 

入社後は、新人研修を経て、現場経験を得た後に繁忙期を迎えることになります。

監査の現場では不安なことや疑問などたくさん出てくると思いますが、先輩にどんどん質問して成長していきましょう!

 

 

次回は、「スタッフの一日の流れ」というテーマを予定しておりますので、ぜひチェックしてみてください!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

 

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年8月29日

【第7回】神戸事務所ってどんなところ?

公認会計士受験生の皆さん、こんにちは!

論文式試験も終わり、いよいよ本格的に就職活動を始めるころと思われます。

ぜひこのリクルートブログを法人選びの参考に、また就職活動の息抜きにでもチェックしてみてください!

 

さて今回は神戸事務所の魅力を大きく3つご紹介いたします。

 

  • ①幅広い業務経験

神戸事務所の魅力としてまずお伝えしたいのが、多様な業務経験を積むことができることです。

神戸事務所には、大小の一般事業会社、金融機関、IPO(上場準備会社)、IFRS適用会社など様々な特徴を持つクライアントが揃っております。

スタッフの期間に、多様なクライアントに関わりながら幅広い業務経験を積むことができる点は、神戸事務所ならではの魅力だと思います。

私自身も業務経験の幅広さに魅力を感じて、神戸事務所を選びました。

実際に私はIFRS適用のある大規模な事業会社をはじめ、金融機関、上場準備会社と幅広い業務に携わりながら日々業務に取り組んでおります。

 

②風通しのよさ

神戸事務所は1フロア、60名程度の規模で全員の顔が見えやすく、普段から職階の垣根を越えて和気あいあいと交流が図られています。

そのため上司や先輩の方に質問や相談をしやすい環境が自然と整っているところも魅力の一つです。

在宅勤務という働き方も導入され、メンバーと直接顔を合わせることがない日もありますが、事務所日や往査現場が一緒の時は上司や先輩方がたくさん声をかけてくださるため、気負うことなく上の職階の方と接することが出来ると思います。

もちろん、在宅で直接会わない日でも、疑問点が生じた際にはチャットや、オンラインの画面共有機能を使いつつ、丁寧に質問対応をしてくださいました。

新人歓迎会やチームでのランチ会、繁忙期明けの打ち上げなど懇親イベントもあり、メンバーとのコミュニケーションはとりやすいと思います!

 

③立地の良さ

神戸事務所は三ノ宮駅前のミント神戸13階にあり、雨の日でも濡れずに事務所に行くことができます!

また往査先への移動は電車移動が多いですが、JR・阪急・阪神といった主要路線まで5分以内で行けるため、とても便利です。

スタッフ席からは六甲山から神戸港まで神戸の街を一望でき、その景色を眺めると仕事の合間のリフレッシュにもなります!

以上神戸事務所の3つの魅力をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか。

 

就職活動をするに際して、これから法人選びや事務所選びなど悩むことがたくさんあると思いますが、このブログを通して少しでも皆さんのお役に立つことができればと思います。皆さんが悔いのない就職活動を行い、そして最終的にこの神戸事務所の門を叩いていただけると嬉しいです!

 

次回は、「監査法人の一年間について」というテーマを予定しております。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年8月22日

【第6回】論文式試験受験、お疲れ様でした!

皆さんこんにちは!

あずさ監査法人神戸事務所、リクルート担当です。

 

まずは、論文式試験を受験された皆さん、3日間の長丁場、本当にお疲れ様でした!

まずはここまで走り切った自分を褒めてあげてください。そして、ぜひゆっくり休んでください!

 

監査法人への就職をお考えの方は、試験終了後から合格発表までのこの期間に、各監査法人で開催されるイベント等に参加して、行きたい法人を探す、いわゆる就職活動(就活)に取り組まれることと思います。そこで、今回のブログでは就活にフォーカスし、どんなスケジュール感なのか、どんなことを意識すればよいか、などをお伝えできればと思います。

 

就活のスケジュール

監査法人の就活では、一般的には、論文式試験終了後から10月上旬にかけて、各法人の大規模なイベントが開催され、その後、少人数向けのイベント参加等を通じて監査法人の情報収集を行う機会があります。そして、合格発表から1週間以内には面接が行われ、内定が出るのが11月下旬頃、といった流れです。

 

ここで特に注意していただきたいのは主に2点です。1つは、試験終了後(早ければ翌日)すぐに、リクルートイベントの申込が開始されるということです。本ブログが配信される頃には、続々とイベントの情報が公開されていると思いますので、気になるイベントは要チェックの上、申込は早めに済ませておきましょう!

 

もう1つは、合格発表からプロフィールシートの提出・面接までの期間が短いということです。すなわち、合格発表があってから準備を始めると、十分な準備ができない可能性があるので注意しましょう。安心して面接を迎えられるよう、合格発表までの時間を有効に使って、法人選びや自己分析、プロフィールシートの作成準備を進めるといいと思います!

 

就活のポイント

では、具体的に就活ではどのようなことを意識すればよいのでしょうか?本ブログでは、私の経験も踏まえ、就活の時に意識していただきたいポイントを3つ、ご紹介します。

 

  • イベントに積極的に参加する!

各法人では、法人説明・フリートークなどのコンテンツが盛りだくさんの大規模なイベントから、金融・IPO・グローバルなどの専門分野にフォーカスした小規模なイベントまで、様々なイベントが開催されます。法人選び、自分の興味分野探しのためにも、少しでも興味があるイベントには、どんどん参加してみましょう。新たな気付きや、その専門分野の職員との出会いの機会が得られると思います!

とはいえ、どのイベントがいいのか迷う方も多いかと思います。個人的には、まずは各法人の、序盤に開催される大きなイベントに参加して、法人の雰囲気を感じ取ったり、法人同士を比べてみたりして、以後の就活や、イベント参加の足掛かりにするのがオススメです。

ぜひ法人・地域を問わず、たくさんのイベントに参加してみてください!

 

②リクルーターにたくさん質問してみる!

イベントの中には、少人数のグループに分かれて、就活生数名、リクルーター数名で話すパートが設けられているものがあります。面接ではないので、あまり緊張しすぎず、リラックスしてご参加ください!

このようにリクルーターと話すことができる機会は、就活の中で生じた疑問を解消する絶好のチャンスです。ぜひ、些細なことでもいいので、いろんな質問をしてみてください。皆さん丁寧にかつ親身になって疑問を解消してくれるはずです。

私が就活をしていたときは、懇親会や個別相談会でリクルーターに質問を重ねる中で、自分が法人選びで何を重視したいのか、自分が悩んでいるポイントは何かなどが浮き彫りになってきて、自分と向きあうことができたと思っています。皆さんもぜひ、リクルーターとたくさん話して、自分と向き合ってみてください!

 

③法人・事務所の雰囲気を感じる!

抽象的だと思われた方もいると思いますが、就活生時代、なぜこの法人・事務所を選びましたか?という質問をした際に、「雰囲気が良かった」「雰囲気が自分に合っていた」と答えてくださったリクルーターの方も多くいらっしゃいました。かくいう私も、法人選びの際、最終的にあずさ監査法人に決断した理由の1つは、風通しの良い雰囲気があり、自分もこの法人で働いてみたい、と思ったからです。雰囲気だけで決めることをお勧めするわけではありませんが、判断基準の1つとなりうると思っています。

「風通しのいい」「和やかな」「楽しそう」…。そのような「雰囲気」というのは、パンフレットを見ただけ、1度イベントに参加しただけ、では伝わりきらないかもしれません。だからこそ、①や②で挙げたように様々なイベントや対話を通じて、積極的に法人・事務所の雰囲気や、職員の雰囲気を感じていただきたいと思います。

さらに、コロナウイルスの影響で昨年までは多くのイベントがオンラインでの開催を余儀なくされていましたが、今年からは、対面でのイベントが開催されることも増えてくるかと思います。対面でのイベントは、実際に事務所を訪問し、雰囲気を肌で感じたり、リクルーターと直接会って話したりできますので、ぜひ対面イベントもチェックしてみてください!

 

いかがでしたでしょうか。少しでも皆さんに就活のイメージを掴んでいただけていれば幸いです。皆さんにとってこれからの就活が満足のいくものとなるよう願っています。(息抜きも忘れずに!!)

 

次回は来週、8月29日(火)に更新予定です。

「神戸事務所の魅力・アピールポイント」について紹介する内容となっておりますので、ぜひご覧ください!最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ