2023年9月26日
【第9回】スタッフの一日の流れ
皆さんこんにちは!
今回のブログは神戸事務所のスタッフ一年目が「スタッフの一日の流れ」をテーマにお届けします。
受験生の皆様の中には、監査法人に就職したのち、どのような仕事をするのかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。そこで、私自身が期末監査においてどのような一日を過ごしていたのか、時系列にご紹介します!
~往査の一日~
(「往査」とは、クライアント先に伺い、業務を行うことです。)
9:15
チームメンバーと集合
最寄り駅に集合したのち、クライアント先に向かいます。
9:30
クライアント先に到着、業務開始
到着後は、クライアント先の方とご挨拶をしたのち、その日一日で行う業務を整理します。往査の現場ですべき業務(往査現場でしか確認できない資料を使う業務や、質問を伴う業務など)を再確認し、優先的に取り組むよう、心掛けています。
10:00
概況ヒアリング
クライアント先の方から直接、業績動向についてご説明いただきます。クライアントにもよりますが、私が関与している先は四半期に一度、ヒアリングを行っています。
ヒアリング内容は難しいことも多いですが、企業理解や、外部環境の理解を深めることができる貴重な機会です。
11:00
分担作業に取り組む
自分に割り当てられている分担に取り組みます。
私は期末監査において、現預金や借入金、固定資産の科目が分担として割り当てられました。これらの勘定科目はスタッフ一年目が担当することが多い勘定科目です。
クライアントの方から資料をいただき、証憑突合などの監査手続を行います。
12:00
監査メンバーとランチ
監査メンバーとのランチは上司・先輩とコミュニケーションをとることができるよい機会です。おいしいご飯を食べて、午後の業務に向けて英気を養います。
13:00
業務再開、先輩・クライアントの方に質問
午前中に行った業務で生じた疑問について、先輩やクライアントの方に質問します。
新人が担当する業務は先輩方が以前に経験されていることが多いため、クライアントの方に質問する前に先輩に質問することが多いです。
クライアントの方への質問は、最初のうちは緊張しますが、事前に質問事項をまとめたり、資料を読み込んだりして、的確な回答を得られるよう準備をしたのち質問を行います。
私自身、期末監査では担当科目の増減分析の結果、増減理由が大きい箇所について質問をすることが多かったです。
17:00
上司に進捗報告
一日の業務の進捗状況を上司に報告します。
報連相という言葉があるように、現在の自分の分担の状況を上司に報告することはとても重要です。また、報告をすることで自分自身も客観的に進捗を把握することができ、翌日以降に取り掛かるべき業務を明確に把握することができます。
17:30
終業
業務がひと段落したところで、クライアント先を後にします。
業務の進捗具合によって、事務所に戻る日もあれば、直接帰宅することもあります。
最近は帰りにコンビニにより、チョコレートを買うことが小さな楽しみです。
以上が往査の一日のスケジュール紹介となります。
今回記載した内容はあくまで一例ではありますが、就職後、どのような一日を過ごすことになるのか、少しでも参考になれば幸いです!
次回は、「CM・チューター・1O1制度について」というテーマを予定しております。
ぜひチェックしてみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
あずさ監査法人 神戸事務所 スタッフ