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リクルートブログ 京都事務所

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2023年10月6日

【京都事務所】海外赴任について~海外赴任を通じて気づいた京都での暮らし~

 

皆様、こんにちは!

今回は、この6月にKPMG中国(上海)から帰任した、京都事務所のアシスタントマネジャーからお届けいたします。

 

皆さん英語は得意ですか?

海外赴任というとアメリカやヨーロッパに行って、英語を駆使して業務をこなすイメージがあるかと思います。

ただ、私はというと英語は全くと言っていいほど喋れません(京都の観光地で道を聞かれると焦る人です)。

そんな中、あずさの中国留学支援制度を経験した後、2021年11月~2023年5月までの期間、KPMG上海へ海外赴任に行ってきました。

今回は、英語が苦手だけど海外赴任に興味がある方、中国での働き方に興味がある方に情報をお届けできればなと思います。

また、海外生活を通じて感じた京都事務所で働けることのメリットについても書いていきたいと思います。

 

中国留学支援制度とは?

あずさ監査法人は北京にある中央財経大学(中国政府が最初に創設した財政や経済を専門分野とする大学)と約35年の提携関係があり、相互に留学受け入れを行っています。

中国留学支援制度はその一環として、将来の中国赴任希望者を対象に約4カ月(例年9月~12月)の中国語語学研修を通じて、中国赴任への育成に力を入れている制度です。

私が赴任する直前はコロナ禍だったこともあり、直接現地に行くことはできなかったのですが、代替措置としてオンラインでの対面授業や、日本にある中国語専門学校の講師の方を招いてマンツーマン指導など手厚いサポートを受けることができました(今年から再開し、この9月から4名が研修に参加)。

英語においても短期留学制度など充実した研修がありますが、中国語に対しても同等の研修制度が用意されているのがあずさ監査法人の特徴かと思います。

 

海外赴任において不安はあった?

海外で働くことで不安な面としては、どうしても語学の壁や文化や習慣の違いと言った点が挙げられるかと思います。

ただ、私の場合はどちらも特段気になりませんでした。

そのことについて、上海での仕事や生活事例と交えながら説明したいと思います。

 

語学の壁

仕事面において、正直、語学の壁はそこまでありませんでした。

と言うのも、監査業務の方法や利用するツールは基本的に世界共通のため、中国語であったとしても内容は変わりません。

そのため、赴任直後は少し苦戦したものの、毎日見たり話していたりすると自然に用語を覚えてしまったので、数ヶ月もすると業務面で語学の壁を感じたことはありませんでした。

また、中国における監査業務のほとんどは日系企業の中国子会社が対象のため、現地の日本人経理の方とやりとりする機会が多く、それもあって日本語を介して業務を行うことが多かったです。

生活面においても、中国は日本以上にネット決済・キャッシュレス化が進んでおり、私はよく、出前アプリを通じて食事を注文していました(配送費は数十円程度ととても安かったです)。

実際の店舗に行って食事する場面でもQRコードでメニューを読み取り注文し、決済もQRコードで完了するため、一切中国語を話さなくても生活が成り立ってしまう環境でした。

 

文化や習慣の違い

仕事面や生活面で文化の違いを特段感じることはありませんでした。

習慣面も細かいところでの違い(電車やバスで通話可能、箸は縦置き)はあるものの、不自由さというものは感じられませんでした。

特に上海は約3.6万人の日本人が住んでいる都市(世界4位)でもあるので、日本食を提供する飲食店や、日本からの輸入品を扱うスーパーなどが多く(ららぽーともあります!)、日本での暮らしと遜色ない環境でした。

 

京都に戻ってきて気づいたこと(京都の街の魅力)

帰国してまず一番に感じたことは、京都にいる外国人観光客の方の数がとても多かったことです。

コロナ前と比較しても明らかに多くなっているなという印象を受けました。

それだけ京都に興味を持って観光に来る方、京都好きの方がたくさんいるだろうなと感じています。

私自身、歴史好きが転じて京都の街が好きになり、京都事務所で働くことを希望したのですが、海外赴任を経験するとより一層、京都の魅力について気づかされました。

人口約140万人を抱える大都市でありながら、世界遺産の寺社等が17もあり、数々の歴史舞台の宝庫、伝統的な祭りや産業・食文化が残り、美しい山々に囲まれ、鴨川や桂川といった自然も豊富なこれだけ魅力たっぷりの都市は他に無いと思います。

私自身、赴任中は中国の20余りの都市に旅行に行きましたが、総合的に見て京都を超える街はありませんでした。

そんな京都の街の魅力を身近に感じながら京都で働くことができるのは京都事務所しかありません。

多くの観光客の方が京都に来る理由もその魅力に引っ張られてのことだと思います。

私は京都の街が好きすぎて京都検定準1級まで取得し、会計監査のことだけでなく、京都についての知識研鑽にも日々努めています。

KPMG上海赴任前は京都事務所内で希望する人向けに、京都の寺社のガイドツアーを行っていました。

これからの季節、紅葉もより一層深まるため、紅葉ツアーを密かに計画中です。皆さんも入所後、参加いかがでしょうか?

 

最後に、海外赴任という働き方はあくまで一例で、現在あずさ監査法人では多様な働き方の選択肢があります。

是非、過去のブログも見てみてください!その中でも京都事務所は小規模な事務所という点で、何か要望等あれば伝えやすいという雰囲気があります。

私が海外赴任に行きたいと希望した時も、事務所全体で応援してくれましたし、コロナ禍という厳しい状況でありながらもスムーズに赴任することができました。

質問等あればいつでも京都事務所の担当の者が対応しますので、お気軽に連絡してみてください!

皆さんと京都事務所で一緒に働けることを楽しみにしています!!

 

(写真は、赴任最終日に上海オフィスで撮ったものです。)

 

(写真は、今年の祇園祭宵山で撮ったものです。)