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2023年7月21日

【名古屋事務所】1年間の業務の流れについて

皆さん、こんにちは!
入所5年目の川原です。

本日は1年間の業務の流れについてご説明いたします。

 

ざっくりですが、1年間の監査のスケジュールを以下に記載しました!

(3月決算の上場会社を想定しております。)

 

1年間の業務を全てお話することは難しいので、
今回は期中監査と内部統制監査について、お話したいと思います!

 

期末監査を実施する上で、
重要な虚偽表示リスクを正しく識別し、評価をすることはとても重要です。
重要な虚偽表示リスクを識別し、評価するためには、企業のビジネスや業務プロセスを理解し、
それのどこにリスクがあるかを評価し、
そのリスクに対する内部統制が有効に整備、運用されていることを確認することが必要です。
その主な手続が期中監査及び内部統制監査になります。

 

期中監査では、会社担当者へのヒアリング、工場や支店、子会社への往査を通じて、
経営環境やビジネスの状況を理解し、リスクを識別、評価します。
また、期末監査の一環として、証憑突合などの実証手続を期中に実施することもありますが、
これらの手続から得られた情報を、会社の理解やリスク評価の参考にすることもあります。

 

内部統制監査では、3点セット(業務記述書、フローチャート、RCM)を閲覧し、
ウォークスルーを実施することにより、内部統制が有効に整備されていることを確認します。
また、整備評価で確認した内部統制について、
監査対象期間に渡り有効であることを運用評価手続により確認します。

 

このように、期中監査や内部統制監査では、
会社担当者とのコミュニケーションや様々な拠点への往査等を通じて、
会社のビジネスをあらゆる角度から見られることが、
楽しみの一つ
ではないかと思います。

 

 

論文式試験まで、暑い日が続きますが、
健康には気をつけて、残りの期間頑張ってください!
皆さんと一緒に監査ができることを楽しみにしています!