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リクルートブログ 神戸事務所

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2023年8月16日

【第5回】受験生の皆様、3日間応援しています

公認会計士受験生の皆様、はじめまして!

 

今回は、「試験前日の皆様にお伝えしたいこと」をテーマに、私なりのアドバイスと応援メッセージを送らせていただきます。明後日からいよいよ3日間にわたる論文式試験が始まるかと思いますので、このブログを読んで参考にしていただけますと幸いです!

 

まず試験前日の過ごし方ですが、「いつも通り」過ごしましょう!試験前日ともなると不安になり、今まで気になっていなかったことが気になったりします。「この範囲は捨てることにしたけれど、今からでも確認した方がいいのではないか」、「試験の準備が不十分だから、前日だけど遅くまで勉強しよう」等、「いつも通り」過ごさせようとしない誘惑が多いかと思います。しかし、そういった誘惑に負けず慣れ親しんだテキスト・ノートを見返して、いつも通りの生活を送ることで、次の日万全な状態で試験を受けることに繋がると思います。今まで頑張ってきた自分を信じましょう!

 

次に試験当日の過ごし方ですが、まずは忘れ物には十分注意し、余裕をもって会場に着くようにしましょう。忘れ物をした、電車が遅延した、道に迷った等ささいなことでも、動揺する原因となってしまいます。それが原因で落としてしまう点数は、たとえ数点でもとてももったいないです。

試験が始まる前は、それぞれ自分に合った方法で気持ちを落ち着かせましょう。ぎりぎりまでテキストを見るのも良し、友達とおしゃべりして平常心を取り戻すのも良し、ただぼーっとするのも良し。私は友達としゃべることで緊張をほぐすタイプでしたが、短答式試験を乗り越えてきた皆様には自分なりの過ごし方があるかと思います。ただ私と同じタイプの方に1点注意していただきたいのは、人によって勉強方法が異なっていることです。私が当時一緒に過ごしていた友達は、違う予備校の友達でした。そのため、特に経営学の試験の前に話していたときに、私が知らない用語がたくさん出てきて不安になったのを覚えています。予備校によって、また人によって力を入れている範囲や覚え方が異なっていることはよくあります。その際どうか不安にならないで、過去の自分を信じてあげてください!

そしていよいよ試験が始まったときです。1番大切なことは、焦らないことです。1発勝負の試験で、落ち着いて解ける人はなかなかいません。だからこそ、気持ちを落ち着けていつもの力を発揮することができれば、大きくリード出来ます。焦ってしまったときは、深呼吸をする、ゆっくり水分補給する、いったん飛ばしてわかる問題から進める等、区切りをつけてください。時間がないからといって一息もつかないのは、かえって逆効果です。難しいかもしれませんが、周りの電卓の音やテスト用紙をめくる音は気にせず、自分のペースで解き進めてください。試験終了時刻まで諦めず、1点でも多く取る気で試験に臨んでください!

試験が終わると休み時間がやってきます。そこでも試験開始前と同様に、自分なりのリフレッシュをしてください。ただ2点約束してください!昼ご飯は必ず食べること、試験の内容を振り返らないこと。時間が惜しいからといってお昼ご飯を抜いてしまっては、午後から本来の力が発揮できないかもしれません。特に暑い時期の長期間にわたる試験となっていますので、体調には十分ご注意ください。また、終わってしまった科目のことはいったん忘れましょう!自分がどれだけ解けたのか気になってしまう気持ちは、非常によくわかります。ただ、友達と答え合わせした結果が嬉しいものとなるか悲しいものとなるかは、答え合わせをした後でないとわかりません。想像以上に点が取れていて自信につながる可能性もありますが、落ち込むこととなり次の科目に引きずってしまう可能性がある以上、答え合わせはしないことをおすすめします。ぜひ次の試験に心を向ける時間につかっていただきたいです!

 

ここまで私の経験談から試験中の過ごし方をお伝えさせていただきましたが、納得できない部分まで私の述べた通りにする必要は全くありません。それぞれの「いつも通り」を中心に、私のアドバイスを少し参考にしながら試験を迎えていただければと思います。

 

ここまで頑張ってきた皆様、本当にお疲れ様でした。結果がすべてではないと言いたいところですが、残念ながら点数だけで合否が決まってしまうのが公認会計士試験です。悔いが残らないよう、最後まで解答欄を埋め続けましょう!皆様の頑張りはきっと届くはずです。そして試験が終わった後には、たくさん自分を誉めてあげてください。あずさ監査法人神戸事務所一同、皆様の合格をお祈りしております。論文式試験後、リクルートイベントで笑顔の皆様とお会いできることを楽しみにしています。ぜひ、神戸のイベントにも積極的に参加してみてください!

最後まで読んで頂きありがとうございました。

次回のブログは、8/22(火)リリース予定です。

ぜひ、チェックしてみてください!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年8月2日

【第4回】試験当日の心構え

公認会計士試験受験生の皆さま、はじめまして!

 

今回のブログでは「試験当日の心構え」をテーマといたしまして、どのように本試験を乗り越えるべきかについて、

私が約1年前に実際にどのような心構えで本試験に臨んだのかという経験談をベースにお伝えさせていただこうと思います。

 

まず結論から申し上げますと、前回の第3回ブログでも書かれていましたが、

公認会計士試験はメンタル勝負です。

 

「本番で100%以上の力が出た!」という類の言葉を皆さんも一度はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

本番で練習時の結果よりも良い結果が残せたときにこのように言えるのだと思いますが、

私はこうしたことは起こりえないと思っています。

なぜなら結果を得るための知識や能力は試験に臨む時点で確定しており、

それ以上のパフォーマンスが本番環境で出ることはないはずだからです。

 

もしも本番で練習よりも良い結果が出るということがあったとすれば、それは自分の100%を練習で出せておらず、

本番で100%の(あるいはより100%に近い)実力が発揮できたから、というだけのことだと思います。

 

つまり私がここで申し上げたいことは、

今の自分が持ち合わせる知識と能力でアウトプットできる最高の回答を

回答用紙に落とし込むことが試験当日において全受験生が目指すべきゴールだということです。

 

そして100%の実力を発揮するために必要なのが、普段通りの冷静な精神状態と、

「自分はできる!」というポジティブな精神状態を試験当日を通じて保持することだと私は考えています。

この意味において公認会計士試験はメンタル勝負なのです。

 

 

ではここからは私がどのように上記の精神状態を保っていたかについて、書かせていただこうと思います。

 

まず冷静な精神状態を保持するために意識して行っていたことは、

答練や模試などの練習への臨み方をできるだけ本番でも再現することです。

具体的には試験開始前までに机の上のボールペンや修正テープ、

電卓などをいつも通りの配置にセッティングすることや練習と同じ順番で問題を解いていくことなどです。

本番だけいつもと異なるやり方でやってしまうと、

焦ってしまったりパニック状態に陥ってしまったりする可能性が高くなります。

ですから極力、いつもと同じ動きをすることで冷静な精神状態を保っていました。

 

そしてポジティブな精神状態を保つために私が行っていたことは、

月並みですが試験当日の朝に自分の好きな音楽を聴くことや

試験開始前の待ち時間などに試験後の楽しみをイメージしながら自分を奮起させることなどです。

試験前や試験中に起きる様々な出来事すべてをポジティブな出来事に変換し、

半ば異常なまでに強気になることでポジティブに試験に臨み、

その結果よい成績を残すことができました。

 

さて、ここまで長々と私なりの試験当日への臨み方を書かせていただきましたが、

試験当日の心構えのイメージをお持ちいただけましたでしょうか。

受験生一人一人に自分なりの考えがあると思いますので、最終的には自分を信じることが一番大切です

その中で私の考えが少しでも皆さんのお役に立ち、合格への一助となれましたらこの上なく嬉しく思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回のブログ更新は8月16日、論文式本試験直前に皆さんに応援メッセージを送ります!

試験はメンタル勝負。試験を目前にして心落ち着かない中かもしれませんが、

誰かの声援がきっと皆さんの背中を押してくれます。

是非チェックしてみてください!

 

私からも微力ながら皆さまにエールを送らせていただきます。

試験まであと少し、最後まで頑張ってください!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年7月12日

【第3回】受験生時代にやっておいてよかったこと、やっておくべきだったこと

公認会計士試験受験生の皆様、はじめまして!

 

今回は、「受験生時代にやっておいてよかったこと、やっておくべきだったこと」をテーマに、

私なりのモチベーション維持方法についてご紹介いたします。

 

≪受験生時代にやっておいてよかったこと≫

一人で抱え込まず、予備校の先生方や友人を頼ること!

短答式試験を突破してこの段階まで到達した皆様は、自分に合った勉強の仕方はすでにご存じだと思われます。

しかし、この時期は答練の難易度も上がり、今までのように点数がとれず焦りを感じておられる受験生もいらっしゃるかもしれません。

公認会計士試験は、メンタル勝負でもあります。不安な気持ちを一人で抱えていると、ますます自信がなくなるという負のスパイラルに陥ってしまう危険性があります。私もこの時期は勉強のモチベーションを保つことが難しかったのですが、予備校の先生や友人に悩みを聞いてもらうことによって気持ちがとても楽になりました。この時期は自分を過小評価する方が多いですが、ここであきらめるのはもったいないため、最後まで全力で頑張ることが大切です!

 

短答式試験前よりも睡眠を大事に

この時期は新しい知識を覚えていくことよりは、本番がベストコンディションになるように体調やメンタルを整えていくことが重要となります。

現在勉強の頑張りすぎで昼夜が逆転してしまっている方もいらっしゃるかもしれませんが、本試験は朝から行われるため、今のうちから生活リズムを整えていくことをおすすめいたします。また、人は寝ている間に記憶を整理するという研究結果もあるため、睡眠の大切さを今一度ご認識いただきたいです。私は論文式試験前には、毎日8時間は睡眠時間をとっていました。

 

 

≪受験生時代にやっておくべきだったこと≫

 

テキストや基準の文章を自分の言葉で説明できる状態にすること!

私が受験生時代もう少し努力すべきだったと思うことは、テキストや基準の文章を自分の言葉で言い換えて説明できる状態にすることです。

もちろん専門用語を正確に暗記し、一言一句違わず答案用紙に書く能力も、より高い点数を獲得するうえで重要ではあります。

しかし、最も大切なことはテキストや基準の文章の趣旨を理解し、会計や監査における必要な知識を蓄え、様々な角度から出題される問題に臨機応変に対応することだと思います。

予備校の答練と本試験の問題は少し毛色が異なるため、予備校の答練では解答できても、本試験でいつもと異なる出題をされると頭が真っ白になり、何も書けないという最悪のパターンに陥る危険があります。

文章を暗記しているだけで自分の言葉で言い換えて説明できない場合、テキストや基準の趣旨そのものを理解できていない可能性があります。

この状態を回避するためには、例えば会計についてあまり詳しくないご家族やご友人に対して説明をするつもりで、論点を平易な言葉で置き換えて説明する練習をするとよいと思います。

すべての論点を網羅することは時間の制約から不可能なため、今まで覚えづらいと感じられた論点から優先的に対策することをおすすめいたします。

 

自分の興味のある法人について、雰囲気を調べておくこと!

このブログにたどり着いていただいた方には心配ご無用だとは思われますが、論文式試験が終わればすぐに就活に移行します。

試験が終わった後でも問題はないですが、将来の自分に直結することなので、今のうちから軽くでも調べておかれることをお勧めいたします。

ホームページを調べていただくことも結構ですし、予備校に通われている方は廊下に各法人のパンフレット等が並べられていると思いますので、ぱらぱらと眺めていただくだけでも大分ほかの受験生と比較して差がつけられるのかと思います。

私は論文式試験が終わってから法人のことを調べたのですが、イベントの日程が法人で重複した場合など、自分の興味のある法人が定まっていなかったため優先度が付けられず、どの法人のイベントに申し込むかとても頭を悩ませました。

 

今回は「試験当日までにやっておいてよかったこと・やっておくべきだったこと」を紹介させていただきました。いかがだったでしょうか。ここで紹介したことは一例なので、決して焦ることなく本試験を迎えてほしいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

次回は「試験当日の心構え」について紹介するので、ぜひチェックしてみてください!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

 

 

2023年6月21日

【第2回】おすすめの勉強方法

公認会計士受験生のみなさん、はじめまして!

 

受験生のみなさんに、出来るかぎり役立つ情報を発信していきたいと思っているので、

定期的にリクルートブログをチェックしていただけると嬉しいです!

 

今回は、私が8月の論文試験に向けて実際にしていた勉強法の中でも、

おすすめできる勉強方法について受験生のみなさんにご紹介いたします。

 

現在も論文式試験に向けて走り続けていることと思いますが、

さらにモチベーションを上げるためにぜひ参考にしていただけたらと思います!!

 

 

5月短答で合格した私は、論文式試験までの時間がない中で、特に以下の3点を心がけて勉強をしていました。

 

Ⅰ.テキストに書いてある言葉や文章を丸暗記しようとしない。

 

会計士試験の勉強はとにかく範囲が広く、身に付けなければならない知識の量は膨大です。

ですから、テキストに記載の用語や文章をそのまますべて暗記することは不可能に近いです。

そこで、テキストの難しい文章を簡単な言葉に置き換えたり、

図を描いてみることで自分なりに解釈をしたりすることが大切だと思います。

 

自分の言葉で言語化できるようにした後、余裕があればテキストの表現に近づけていくという意識で勉強を進めれば、

より広範囲の論点を押さえることが出来ると思います。

 

 

Ⅱ.知識は一つのところに集約する。

 

先ほども述べたように、会計士試験は覚えることがたくさんあります。

膨大な知識をしっかりと頭の中で整理するためにも、授業や演習の都度、出てきた論点を一つのところに集約することがおすすめです。

私の場合、テキストに記載されていないものについてはルーズリーフに書いて糊付けして貼る等、

できるだけ多くの情報を一つのところに集約していました。

 

また、演習で間違えた際に、その問題を解いた時の下書きを切り取って集約しておき、自分のミスの傾向を把握しておくこともおすすめです。

情報を集約することで、各論点の関連性が把握しやすく、より効率的に学習を進めることが出来ると思います。

 

Ⅲ.全国模試までに試験範囲を一周する。

 

8月の本試験に向けて、6月末から7月頭に行われる全国模試を受ける受験生の方が多いと思いますが、

全国模試に対する準備が本試験に与える影響は非常に大きいと思います。

試験範囲が非常に広い中で難しいとは思いますが、全国模試の結果をこれからの学習により活かすために、

全国模試までに試験範囲をとりあえず一回転させることがおすすめです。

 

5月短答を受験した私は、全国模試までの期間は論文式試験から追加される租税法と選択科目の学習に力を入れていました。

受験する人数が多い分、自分の現状を正しく知り、改善をした上で本試験を迎えることが出来るようになると思います。

 

 

みなさん、参考になりましたでしょうか。

いよいよ論文式試験に向けて本腰を入れて勉強を進める時期だと思います。

このブログで、少しでもみなさんのお役に立てればと思っています。

 

次回のブログは7/12(火)に更新予定です。

「試験前のモチベーション管理」についてご紹介します。

 

忙しい時期ではあると思いますが、息抜きにチェックしていただければ嬉しいです!

ありがとうございました!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ

2023年5月30日

【第1回】神戸事務所リクルートブログ始まりました!

公認会計士受験生の皆様、はじめまして!

 

まずは先日の短答式試験を受験された皆様、お疲れ様でした。

休む間もなく8月の論文式試験に向けての直前期が続きますが、

勉強の合間に皆様がのぞきに来たくなるブログを目指してまいります。

 

8月の論文式試験が近づくにつれて、監査法人での仕事内容や生活など疑問に思うこと、

知りたいことがたくさん出てくるかと思います。

皆様が監査法人に入社されてどんな仕事をしていくのか、

どんな人と一緒に仕事をするのかなど論文式試験後の生活を具体的にイメージしてワクワクできるようなリアルな日常を発信していきます。

 

神戸事務所のスタッフからマネージャー、パートナーまで多くの方にご登場いただく予定ですのでぜひご期待ください!

配信は主に論文式試験前は3週間に1回、試験後は1~2週間に1回の火曜日を予定しております。

 

早速ですが、次回は6月21日に今年2月におすすめの勉強方法についてご紹介いただきます。

楽しみにしていてください!

 

あずさ監査法人

神戸事務所

スタッフ