【東京事務所】金融監査で経済を読み解く!
皆さん、こんにちは!
今回は金融統轄事業部のマネジャーが、金融監査の推しポイントをお届けします。
それはずばり、「経済の動きと金融機関の業績のダイレクトなつながり」を肌で感じられることです。
少し具体的に考えてみます。2025年の経済は、概ね以下のような状況です。
世界的な金利上昇が一服し、日本も慎重ながら利上げに進むなか、為替は円安方向へ振れ、株式市場は堅調に推移。日経平均は初めて5万円台に到達。
ではこの経済ニュースのような内容が、どのように金融機関の業績に関係するか、簡単に解説します。
●銀行:金利の上昇は利息収入の増加につながります。その一方で、融資先では利息支払いの負担が増えることから業績が悪化し、貸し倒れのリスクは高まります。
●証券:株価上昇により投資家の意欲が高まり、手数料収入の増加が期待されますが、円安進行によるインフレが加速し、家計や企業を圧迫すれば、今後は投資意欲の減退も懸念されます。
●保険:保険料収入を原資として国内外の有価証券に多額の投資をしています。金利上昇は債券価格の下落を引き起こし、含み損や減損につながりますが、円安は外貨建ての資産にはプラスとなります。
いかがでしょうか?少しイメージが付きにくいかもしれないですが、金利・為替・株価などのマクロ経済(いわゆる「マーケット」)の動きが、金融機関の業績に直結することが、分かってもらえたのではないかと思います。それも必ずしも一方向の影響とは限らないので、金融機関の業績を理解するためには、会社ごとの業態やポートフォリオを踏まえた洞察力も非常に重要です。

そのため金融機関の監査は、会計・監査スキルの習得はもちろん、マーケットの理解や、日々のニュースから積極的に情報収集する力などにも繋がり、非常に魅力的な仕事だと思います。
金融機関の監査に興味を持ってくれたみなさん、ぜひあずさ金融で、真のビジネスプロフェショナルを一緒に目指しましょう!


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