【東京事務所】新リース基準は面白い!?
皆さん、こんにちは!
突然ですが、事務所のカフェにて。

「先輩、相談があるんですが。日本でも新リース基準が導入になるじゃないですか。今度クライアントと打ち合わせなので、事前に準備しているんですけど、馴染みがなくて難しくって。」
「なんだ、そんなことか。ポイントをしっかり押さえておけば問題ないよ。」
「例えば、コピー機も大半がリースだし、意識していないだけで馴染みはあると思うよ。今回の新リース基準でどんな業種の会社が大きな影響があるか分かるかな?」
「小売業とかでしょうか…」
「そのとおり!小売業は、土地や建物を賃借して、ビジネスを行っているケースが多いから、影響は大きいよね。それ以外にも、不動産業だったり、運輸業なんかも影響が大きいかな。あずさ監査法人だと、セクター毎に分かれているけれど、小売、陸運・海運・空輸、不動産セクターなんかの人と話をすると、詳しいと思うよ。」
「じゃあ、我々のクライアントのセクターはあまり影響なさそうですね。」

「そんなことないよ。うちのクライアントだって、本社建物や、工場、支店も多くが賃借しているから、影響が出てくると思うよ。IFRS®会計基準を採用している会社だって、グループ内取引で、親会社から子会社に所有物件を賃貸しているケースなどは注意しないといけないね。」
「なるほど~。」
「ミーティングで特に注意してほしいのは、リースの定義が明確になって、今回の新リース基準を適用しなければいけない取引が増えるということかな。」
「???」
「この間工場往査で見た、発電設備なんかが可能性があると言われているよ。その発電設備が、クライアントのためだけに使われているとすると、実態は、発電設備を借りているようなものだからね。」
新しい基準が策定されると、監査の現場でもいろいろな議論が生じます。
また、大規模な会計基準改定があり、それを導入するとなると、企業にとっても監査法人にとっても、相当な調整と対応が求められます。ただ、上の会話にあるように、会社は何を目的として、契約を締結したのだろうと考え、取引の本質を理解しようとすることは、クライアントの理解にもつながり、面白いことです。ぜひ一緒に働いて、考えませんか!
<マイページ登録>
少しでもあずさ監査法人に興味を持たれた方は、ぜひマイページ登録をお願いします。

<SNS>
あずさ監査法人のリクルート公式アカウントをご紹介します!
イベントや採用に関する情報中心に、監査法人への就職を考えている方へ役立つ情報をお届けしますので、ぜひご覧ください!



