【静岡オフィス】スタッフ 繁忙期の1週間
皆さん、こんにちは!
静岡オフィス スタッフ3年目の長島です。
日本では3月決算の会社が多いため、4月~5月にかけて期末監査業務で多忙となる、いわゆる”繁忙期”に入ります。
今回はそんな繁忙期のとある1週間についてご紹介したいと思います。
試験勉強のちょっとした息抜きに読んでいただけるとうれしいです。
月曜:売上の不正対応手続について、チーム内でディスカッションを実施しました。会社がどのような不正を行う可能性があるかを議論し、不正シナリオを決定します。パートナー、マネジャーの鋭い視点に驚き、あっという間に時間が過ぎていきました。クライアントのビジネスモデルを理解することが大切だと改めて実感しました。
火曜:前日に行ったディスカッションを踏まえ、クライアントへのヒアリングを交えながら売上の不正対応手続の監査調書を作成しました。何度もレビューを受け、心が折れそうになりながらも、満足のいく監査調書を完成させることができました。
水曜:東京のクライアントへ出張に行きました。静岡オフィスのメンバーは静岡のクライアントだけでなく、東京のクライアントも複数担当しています。この日はグループ会社から承継した固定資産の会計処理について検討しました。クライアントの見解をしっかり理解した上で、会計基準と照らし会計処理が妥当であるかを検討しました。
木曜:この日は四半期業務を行いました。3月決算だけでなく、6月、12月決算の会社も担当しているため、繁忙期でも四半期業務を行います。子会社の売上についてクライアントへ質問をし、増減分析を実施しました。四半期報告書制度の廃止を受け、今後の対応に注目です!
金曜:静岡にあるクライアントの棚卸資産の監査調書を作成しました。期末日前に棚卸立会を実施したため、ロールフォワード手続が必要となります。立会日から期末日までの期間の「在庫の入庫と出庫」に対してどのような証憑があるのかをクライアントへ確認し、依頼を行いました。
土曜:繁忙期では土曜日も出社することとなります。休日なので、クライアントへ往査は行かずに事務所でチームメンバーと集まって作業をすることが多いです。この日は、まず進捗ミーティングを行いました。進捗ミーティングでは、会社への指摘事項や気づき事項、作業の未了事項をチームで共有し、作業分担の割り振りを行います。ミーティングの後はチームメンバーと相談しながら監査調書の作成を進めました。
いかがでしたでしょうか。
このように若手スタッフでも様々な業務を経験し、新鮮な日々を過ごしています。
皆さんとあずさ監査法人で一緒に働けることを楽しみにしています!

この写真は、福岡出張に行った際に大宰府天満宮で撮ったものです。124年ぶりの大改修に伴い、特別な「仮殿」が建設されていました。
皆さんが論文式試験当日、実力を発揮できるよう心より応援しております!
最後までお読みいただきありがとうございました。