【京都事務所】新人会計士としての1年目を振り返って
皆さま、こんにちは!
今回のブログは京都事務所スタッフ(2年目)がお届けします。
今回のブログでは、新人会計士としての1年目の振り返りについて
①通常業務(監査)と②補習所に分けてお伝えしたいと思います。
①通常業務(監査)
1年間の業務の流れ(3月決算会社を想定)について記載したいと思います!
7月
・監査計画・キックオフミーティング
監査計画の策定やクライアントの経営環境及び事業内容の変化の有無、リスクが高い領域などについて監査チーム内で協議します。
・1Q期中レビュー
8月
・夏季休暇
8月中旬に1週間程度の休暇があり、海外旅行に行ってリフレッシュする方もいます!
・期中監査
クライアントの子会社に赴き、各種資料の閲覧や現場視察、ヒアリングなどを実施します。
9月
・内部統制監査
ウォークスルーや運用評価手続を実施します。
・期中監査
10月
・2Q期中レビュー
11月~12月
・内部統制監査
・期中監査
1月
・3Q期中レビュー
2月
・内部統制監査
・期中監査(子会社往査など)
3月~4月
・棚卸立合
・実査
・期中監査(子会社往査など)
・期末監査
5月~6月
・決算短信、計算書類、有価証券報告書の開示チェック
クライアントが公表する開示書類に誤りがないかどうかを確認するのが開示チェックとなります。
6月下旬
・長期休暇
1週間~2週間程度の長期休暇を取得し、旅行や自分の好きなことをできます!
私は静岡、長野、名古屋に行ってきました!
以上が1年間の監査スケジュールとなります。
1年間の監査を経験して、予習することの大切さを学びしました。
会計監査を行う上で過去調書を見ることはもちろん、クライアントが属する業界の動向や為替の動き、会計及び監査基準など多くの知識を習得する必要があります。
予習により自分自身の知識を増やし、ヒアリングや監査手続をより効果的、効率的にできたことから予習が大切であると実感しました。
➁補習所について
会計士試験合格後12月頃から補習所が始まり、①講義、➁ディスカッション及び③考査の3つが行われます。
①講義
講義については、基本的にE-Learning(オンデマンド配信)にて受講することになります。1つの講義が5分割されているため、通勤時間でも受講することができます。
また、E-Learningだけでなく、対面での講義も用意されています。
②ディスカッション
ディスカッションは、30人程度の小教室にて特定のテーマについて討論し、内容を発表するというものになります。
ディスカッションでは、他法人の会計士たちともコミュニケーションを取ることができ、交友を広げることができました。
また、バックグラウンドや考え方も異なる中で1つの結論を導き出し、人前でプレゼンテーションをしたことは貴重な経験となりました。
③考査
考査は、補習所で受けるテストのことを指し、非常に重要です!
合計で10回、入所1年目の上期に7回の考査を受けることになります。
2年目で年2回、3年目では年1回とテストの回数が減るため、1年目のテストが正念場になると思います。
仕事と勉強を両立しなければならず大変ではありますが、業務に役立つ知識も多いため、一生懸命頑張りましょう!
以上、「新人会計士としての1年目を振り返って」でした!
この投稿が皆様のお役に立てれば幸いです。
論文式試験まで間近となっています。
体調には十分に気を付けて、頑張ってください!
皆様と一緒に働ける日を楽しみにしています!
最後までお読みいただきありがとうございました。

(京都事務所でバーベキューに行った時の写真です。)