【京都事務所】AMの業務について
皆さん、こんにちは。
まだまだ暑い日が続いていますが、論文式試験を終えられた皆さん、本当にお疲れさまでした。
今は少し肩の力を抜いて、次のステージに向けて心と体を整える大切な時間ですね。
今回は、私が担当している「アシスタントマネジャー(AM)」という職位について、業務内容や働き方をお伝えしたいと思います。
これからのキャリアを考えるうえで、少しでも参考になれば嬉しいです。
■アシスタントマネジャーとは?
AMは、比較的大規模で難易度の高いクライアントを担当し、インチャージ業務や一部マネジャー業務を担うポジションです。
スタッフやシニアと比べて、より複雑な課題に向き合いながら、マネジメント力を養っていくことが求められます。
私は大阪事務所から京都事務所に異動して5年目になりますが、京都事務所では上場企業の金商法監査はもちろん、会社法監査、学校法人、IPO、金融機関など、幅広い分野の監査に携わることができています。
一つの事務所でこれだけ多様な経験ができるのは、京都事務所ならではの魅力です。
■AMになるまでの道のりと業務内容
大阪事務所でスタッフとして3年間を過ごし、シニア1年目で京都事務所へ。シニア2年目には会社法監査のインチャージを経験しました。
振り返ると、スタッフ・シニア時代にどれだけ深く広く業務を経験できたかが、AMとしての力に直結していると感じます。
AMの主な役割は「監査現場でのチームマネジメント」。
業務の進捗管理や課題解決だけでなく、チームのモチベーション維持や育成にも関わることが多く、リーダーシップと柔軟な対応力が求められます。
現場の実務とマネジメントの橋渡し役として、組織の中核を担う存在です。
また、AMになるとクライアントからの会計処理や内部統制などに関する相談が増え、担当科目に縛られず、監査全体を俯瞰する視点が必要になります。
■とある日のAMのスケジュール
アシスタントマネジャー(AM)の一日は、チームの業務管理からクライアント対応まで、幅広い業務に携わります。
ここでは、通常時期と決算時期のスケジュールをご紹介します。
<通常時期>
9:15 メンバーの業務確認・指示
10:15 調書レビュー
11:30 社内外の予定調整
13:00 子会社往査の事前レビュー
14:00 クライアントからの相談事項の検討
16:00 マネジャーへの報告・相談
16:30 翌日の業務指示・進捗確認
17:15 退社
<決算時期>
9:15 往査・業務指示
9:30 決算数値の総括分析
11:00 個別論点の整理・指示
13:00 クライアントとの質疑応答
15:00 重要勘定の監査手続き
17:00 チームメンバーからの相談対応
17:45 進捗確認
18:15 退社
ご覧の通り、特定の担当科目に縛られることなく、チーム全体の管理や、監査業務が円滑に進むような調整業務が中心となります。
一人ひとりの動きを把握し、チームとして成果を出すための「司令塔」のような役割を担うのが、アシスタントマネジャーです。
■チームマネジメントの魅力
監査法人では複数のクライアントを担当するため、スケジュール調整が重要です。
京都事務所は約60名と少人数のため、他チームとの連携がしやすく、アサインの調整も柔軟に行えます。「業務が間に合わない!」というときも、相談しやすい環境が整っています。
また、事務所勤務時には同期や先輩、マネジャーがすぐ近くにいるため、気軽に質問できる雰囲気も魅力です。
大阪から京都に異動した当初は不安もありましたが、今では「京都事務所に来てよかった」と心から思っています。
毎年7月には祇園祭の賑わいを感じられるのも、京都事務所ならではの楽しみです。
皆さんと一緒に働ける日を、心から楽しみにしています!

↑ チームメンバーでインタビューを受けた際の写真です。

↑ お盆休暇中、娘と一緒にパンケーキ作りに挑戦しました。
ふわふわに焼き上がったパンケーキを前に、娘の笑顔が何よりのご褒美でした。
長期休暇は、家族との時間を大切にできる貴重なひととき。
そんな楽しみがあるからこそ、日々の業務にも自然と力が入ります。
オンとオフのメリハリをつけながら、これからも前向きに取り組んでいきたいと思います!