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【神戸事務所】スタッフの1日

公認会計士受験生の皆さん、こんにちは!
 
今回のブログでは、神戸事務所の2年目スタッフが「スタッフの一日の流れ」をテーマにお届けします。
 
監査法人における勤務場所としては、大きく以下の3つに分類されます。
クライアント先(往査) ②事務所 ③在宅
その中でも、受験生の皆さんにとって最も想像しづらいのは、おそらく①クライアント先での仕事ではないでしょうか。そこで今回は期末監査の一日を例に、スタッフの往査についてご紹介いたします!
 
~往査の一日~
 
9:15
【チームメンバーと集合】
チームメンバーと最寄り駅に集合後、クライアント先に向かいます。クライアント先が駅から近い場合は徒歩、遠い場合はタクシーを利用することもあります。
 
9:30
【クライアント先に到着、業務開始】
到着後は、クライアント先の方に挨拶を行い、パソコンや筆記用具などの準備をします。作業場所は、一般的にはクライアント先の会議室を利用します。準備が整ったら、往査の現場ですべき業務(往査現場でのみ確認できる資料を使用する業務や、質問を伴う業務など)を再確認し、業務の優先順位をつけます。
 
10:00
【概況ヒアリング】
クライアント先の方から直接、業績動向についての説明を受けます。クライアントにもよりますが、私が関与している先は四半期に一度、ヒアリングを行っています。
ヒアリングは通常、スタッフより上の職位のチームメンバーが担当することが多いですが、自分の担当する科目に関連する話題には注意深く耳を傾ける必要があります。ヒアリング内容は難しいことも多いですが、企業理解や、外部環境の理解を深めることができる貴重な機会でもあります。
 
11:00
【分担作業に取り組む】
自分に割り当てられた分担に取り組みます。通常、勘定科目ごとにチームメンバーに分担が振り分けられます。私は期末監査において、投資有価証券や退職給付引当金などの科目を担当しました。スタッフ一年目の方が担当することが多い勘定科目としては、現金預金、固定資産や販管費等が挙げられます。
クライアントの方から事前に依頼した資料を頂き、証憑突合などの監査手続を行います。
 
12:00
【チームメンバーとランチ】
お昼ご飯はチームメンバーと一緒に食べます。雑談を通じて先輩との関係を深めることができ、往査の一日の中で一番楽しい時間です。クライアント先に戻る前に自動販売機でコーヒーを買って、午後からも集中して頑張るぞ!


13:00
【業務再開、先輩・クライアントの方に質問】
午前中に行った業務で生じた疑問について、先輩やクライアントの方に質問します。
新人が担当する業務は先輩方が以前に経験されていることが多いため、クライアントの方に質問する前に先輩に質問することが多いです。
クライアントの方への質問は、最初のうちは緊張しますが、事前に質問事項をまとめたり、資料を読み込んだりして、的確な回答を得られるよう準備をしてから質問を行います。
私自身は、期末監査では担当科目の増減分析の結果、増減金額が大きい箇所や自分の理解と整合しない金額の動きについて質問をすることが多かったです。
 
17:00
【インチャージに進捗報告】
自分の分担について、一日の進捗状況をインチャージに報告します。
現在の分担の状況をインチャージに報告することで、進捗が早い場合は新しい分担にチャレンジしたり、遅れがある場合は調整してもらったりと、翌日以降に取り掛かるべき業務を明確に把握することができます。
また、報告をすることで自分自身も客観的に進捗を把握することができます。
 
17:30
【業務終了】
チームメンバー全員の業務がひと段落したら、クライアント先を後にします。
業務の進捗具合によっては、事務所に戻って作業を行う日もあれば、直接帰宅することもあります。
今日も一日お疲れ様でした!
 
以上が往査の一日のスケジュール紹介となります。
今回記載した内容はあくまで一例ではありますが、皆さんが実際に監査法人に就職後、どのような一日を過ごすことになるのか、少しでもイメージを持っていただければ幸いです!
 
次回のブログでは、「CM・チューター・1O1制度について」というテーマを10/8(火)に予定しております。
あずさ監査法人の重要な人材育成制度であり、皆さんにも大きく影響する話のため、是非リクルートブログをチェックしてみてくださいね!
 
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
 
あずさ監査法人 神戸事務所 スタッフ

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