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Career

【北関東事務所/高崎オフィス】監査法人での1年間(スタッフ2年目の場合)

皆様こんにちは!本日は高崎オフィススタッフ3年目がお送りいたします。

論文式試験まで残り約1か月となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ラストスパートに向けて毎日試験勉強に励まれているかと思います。

今回のリクルートブログは、監査法人での1年間と題して、私が昨年1年間で体験した業務を印象的だった出来事を中心に時系列順でご紹介いたします。
なお、私が担当する3月決算の上場企業の監査スケジュールをメインにご紹介していきたいと思います。

<7月~8月上旬:リスク評価目的での第1四半期の手続>
3月決算の監査の1年は7月から始まります。新年度早々リスク評価目的での第1四半期の手続が始まりました。連結修正仕訳の検討が複雑で難しかったことが印象に残っています。

<8月中旬:夏休み>
お盆から2週間程お休みをいただき、旅行に行くなどリフレッシュすることができました。

<8月下旬~9月中旬:内部統制の整備評価目的の拠点往査>
この時期は忙しさも落ち着いており、定時で帰宅する日も多々ありました。
この時期に特に印象に残っているのが、内部統制の整備評価目的での拠点往査です。普段は本社に往査していますが、拠点往査では支店に往査し、統制活動や業況についてのヒアリングや資料の閲覧をしました。より現場に近い方の意見をヒアリングすることができ、大変勉強になりました。

<9月下旬~11月上旬:期中レビュー、内部統制の運用評価目的で拠点往査>
9月下旬から期中レビューが始まりました。
並行して、10月、11月には内部統制の運用評価目的の拠点往査に行きました。整備評価目的での拠点往査と同様に、統制の状況や業況についてのヒアリングをしたり内部統制関連の資料を閲覧したりしました。1日に大量の資料の閲覧をしなければならないため大変でしたが、出張終わりに出張先の名物ごはんをいただいて疲れが吹き飛びました。

<12月下旬~1月上旬:年末年始休み>
年末から年始にかけて2週間程お休みをいただきました。夏休みと年末年始休みが長くとれることは、監査法人の魅力の一つだと思います。

<1月~2月上旬:リスク評価目的での第3四半期の手続>

<4月下旬~6月:期末監査>
休み明けすぐにリスク評価目的での第3四半期の手続が始まり、4月下旬からはいよいよ期末監査が始まりました。一番印象に残っているのは、在庫の評価の検討を行ったことです。検討事項が多く大変でしたがその分やりがいも大きかったです。
その他、棚卸立会に行ったことも強く印象に残っています。テストカウントを行う他、棚卸がマニュアル通りに行われているかどうか留意しながら立会を行いました。普段入ることのできないバックヤードに入ることができるなど、大変刺激的な経験となりました。
6月になると有価証券報告書のチェックを行い、6月下旬に無事監査報告書日を迎え、私の期末監査期間は終了しました。2月中旬頃から他の決算期の会社の期末監査もあり忙しい日々が続きましたが、忙しかった分だけ監査意見が出た時の達成感が大きいように感じます。

いかがだったでしょうか。監査法人に入所後のイメージが少しでも伝わり、試験勉強のモチベーションアップにつながっておりましたら幸いです。最後に、暑い日が続きますが、体調に気を付けてお過ごしくださいね。皆様の合格を心より祈念しております。

※写真は高崎オフィスと北関東事務所のメンバーで撮影したものです。真ん中が私です。

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