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【北関東事務所】海外出張の体験談

皆さん、こんにちは。
北関東事務所アシスタントマネジャーが本日はお送りします。

皆さんの思い描く理想の会計士像の一つに、海外でも豊富な会計知識と英語を駆使して活躍する会計士があると思います。
グローバル化著しい昨今の環境では、会計監査でも海外業務は切り離せない存在です。現に北関東事務所のクライアントも海外に子会社や拠点を持っています。東京第2事業部及び北関東事務所では、そのようなクライアントで海外出張の機会があった際、アシスタントマネジャー以下の若手にも海外出張を経験させるための同行補助制度があります。詳しくは個別相談会などで質問していただければお答えいたします。
そんなこんなで本日は、私がとあるクライアントの英国子会社に出張した時の経験を紹介します。

12月の半ば。私は初めての海外出張でして、お恥ずかしい話ですが英語が得意ではありません。18時間のフライトでバーミンガム空港に到着すると、クライアントの方(もちろん現地の方)がWELCOMEボードを掲げてくれています。非常に緊張しながらたどたどしい英語で自己紹介を行い、そこから車で1時間移動です。車内では気を使ってクライアントの方が色々話しかけてくれるのですが、私は「Cloudy」と「Sun」しか聞きとれませんでした。「この辺は曇りばかりで太陽が出ないんだ、ハハハ!」的なことを太陽のような笑顔で話していたのだと思うのですが、私は引きつった曇り顔で愛想笑いを返すのが精一杯でした。

会社に着いたらいよいよ本番です。まずはクライアントインタビューです。パートナーが流ちょうな英語で事業戦略や決算などに関するヒアリングを行っていきます。それを私は必死で議事録に書き留めます。あずさからはパートナーとマネジャーと私の3人で出張だったのですが、英語ペラペラのパートナーが本当に格好よく見えました。
その後は3日ほど英国に滞在し、工場を視察したり、現地の監査法人と情報交換を行ったり、様々な資料の閲覧やヒアリングを通じて会計課題を洗い出していきました。

私には滞在中の最大のミッションとして内部統制の整備状況を理解することが課されていました。拙い英語ですが懸命にこちらの理解したい要点を伝え、クライアントの情報を引き出し、追加の質問をして、文章にまとめてもらう・・・といった作業を何度も繰り返しやっとの思いで業務を完了できました。私にとってこのタスクはすごくチャレンジングでやりがいがあり、非常に達成感があったのを覚えています!
もちろん現地のグルメ(フィッシュアンドチップスやクリスマスターキー!)も堪能しましたし、レンガ造りの伝統的な街並みをはじめとする異国の空気感を存分に味わうことが出来ました。また、現地の方と食事の機会もあり異文化コミュニケーションも楽しみました。出張の醍醐味ですね!

この海外出張を通じて、非常に多くの経験を積むことができたと同時に、自分の課題にも気が付きました。監査面では内部統制の手続など、今までの経験が問題なく通用することが分かり自信となった一方で、ヒアリング時に英語の言語力が足りずに悔しい思いをすることもありました。総じてタフな出張でしたが大変勉強になり、英語学習のモチベーションが高まりました。
このように北関東事務所でも海外業務にチャレンジする機会がたくさんあります。ぜひ、英語が得意な人もそうでない人もチャレンジしてみてほしいと思います。会計士としての幅がきっと広がることと思います!

ここまでお読みいただきありがとうございました。
各法人の説明会など始まってきてお忙しい日々かと思います。
徐々に涼しくなってきましたが、季節の変わり目ですので体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

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