皆様、こんにちは!
今回のブログは京都事務所のシニアがお届けします。
テーマは『男性育児休暇取得体験談と復職後の業務』についてです!
皆様は将来育児休暇(育休)の取得を考える際にこのような不安を抱いてはいないでしょうか?
・業務が忙しくて休めなさそう
・そもそも育休取得は嫌がられないだろうか?
・育休中の収入面が不安
・男性が育休を取得しても育児なんて出来ないでしょ
・復職後の業務や評価に影響しそう
これら以外にも悩みや不安は少なからずあるかと思います。
今回は、将来的に育休取得を考えている方、まだ何も考えていない方も含め、少しでも参考になればと思います!
《育休取得まで》
★なぜ育休取得したの?
私が育休を取得したのはシニア1年目の1月から3月の3か月間です。
育休取得前の7月に大阪事務所から京都事務所に異動したこともあり、京都事務所で新たなクライアント先の業務を始めたばかりの時期でした。
そんな中、3月決算会社の第3四半期真っただ中の時期に育休を取得しました。
育休を取得した一番の理由は『子供が好きだから!』です。
赤ちゃんと過ごす時間はあっという間に過ぎてしまうが、仕事はいくらでも挽回できる!
そう考えて育休を取得しようと決めました。
★育休取得は受け入れられ辛い?
あずさでは男性の育休取得にも非常の前向きで、定期的に行う面談の時に育休を取得したいです!と言うと、上司も快く承諾してくれました。(1年取得しないことを疑問に思っているほどでした。)
事前に育休取得の意思を伝えれば、育休取得中の業務分担、人員配置等見直す時間がありますので、事前に希望を伝えることは非常に重要です!思い切って伝えましょう!
育休取得手続きは色々と大変ですが、担当部署に相談すると非常に細かくタスクを明示してくれるため、スムーズに手続き完了まで進めることができました。
《育休取得中の過ごし方》
★出産前後はどうする?
出産前後の休暇(配偶者等出産休暇:合計で5日取得可能)が育休とは別であり、男性でももちろん取得できますので出産予定日前後で取得し合計5日間休暇を取得しました。
(出産後は市役所に書類を出しに行くなどやること盛りだくさんなので、ここで休暇を取ることは非常に重要です!女性は出産後すぐに動けないので男性が主導で動きます!)
出産前後の休暇が終わると1か月間だけ業務に戻り、引継ぎや休暇前の仕事の整理を行いました。
(チーム内の共有はもちろんクライアントにもその旨説明していました。これで育休中は業務連絡を気にすることなく育児に集中できます!)
育休中は仕事のことは忘れ、日々育児です!私の場合は初めての子供でしたので大変でしたが、すごく楽しく充実していました。
★父親もやること盛沢山
初めての子育ての場合、母親・父親とも初めてですので母親しか育児はできない!などということは決してありません。
仕事を含め何事にも初めてのことは色々勉強しますよね?育児も同じだと思います。さらに子育てのみが育児ではありません。
特に小さい赤ちゃんの場合は部屋を清潔に保つためにこまめに掃除したり、哺乳瓶を洗ったり、洗濯物を干したり、畳んだり…できることはたくさんあります。
★収入面は確かに不安
収入面は確かに減りましたが、それでも欲張りな生活をしない限りは生活に困るほどではありません。
基本的に赤ちゃん用品や家族の食費、家のローンなどなど必要最低限の出費以外あまりお金を使う機会はありませんし、遊びに行くような機会もありませんので、正直お金の心配はしていませんでした。
《復職後の働き方》
育休期間の終わりが近づくにつれ名残惜しい部分もありますが、正直育児より仕事のほうが楽です!(人によりますかね…)
★復職後初日は大変…
復職当日は返却していたパソコンを取りに行ったり、パソコンの設定をしたり、今後の業務の再確認をしたり、メールチェックしたり…(メールチェックは膨大で1日以上潰れます。)
2日目以降は監査チームに合流して通常業務再開です。私の場合は4月からの復職でしたのでいきなり期末監査でした。(3か月の育休でも復職後、監査の頭に切り替えるのに時間がかかります。)
★復職後の本格稼働!
育休前の面談で復職後どのように働きたいか?といった内容まで相談できるので、私の場合はしばらく残業NG、出張NGと言いたい放題言っていました。
その結果、期末監査にも関わらずこんな働き方をしていました。
・ある日はクライアント先へ往査。ある日は自宅で在宅勤務
・基本的に残業なしで定時退社
・出張なし
・子供の育児の合間(子供の寝かしつけ後等)に仕事ができるよう、パソコンのロックを解除
などなど、相談すればかなり前向きに上司やチームメンバーは応えてくれました。
復職後は色々とストレスがある中での業務を覚悟していましたが、想像以上にストレスなく期末監査を終えることができました。
育休を取得してから1年以上たった今でも、リモート業務の併用や、残業削減を継続し、残業する際は毎日するのではなく、どこか1日に集中して残業し、たまった仕事を片付けています(残業の際は子供が寝てから帰宅するようにしています)。
また、子供や妻が体調不良となった際でも急遽在宅に変更したり、有給取得を希望したりすればチームは必ず寄り添ってくれます(上司含め子育てに対する理解は高いです!)。
ちなみに、育休を取得したからといって評価が下がることはありません。実際に復職後の私の評価も下がることはありませんでした!
《最後に》
はじめは育児休暇を取得するにあたり、
・チームメンバー等に負担を強いるのではないか?
・男性が3ヶ月も取得していいものか?
など悩みはありました。ただ、上司に育休取得の意思を伝えると思った以上に受け入れていただき、悩む必要がなかったと感じました。
もし2人目の子供が生まれるとなったときは、1年間取得したいです!
みなさんも仕事に育児に楽しみながら人生を謳歌しましょう!!


(補足)
育休のおかげか2歳を迎えようとしている今でも、かなり私に懐いてくれているように感じます。
写真は育休中の昼寝シーンです。