皆さま、こんにちは!
今回は、京都事務所のアシスタントマネージャー(AM)がお届けいたします。
論文式試験が終わって、法人説明会への参加などでお忙しくなってくるタイミングかなと思いますが、今回は皆さまが今後のキャリアを考えられる中で、少しでもご参考になる情報をお届けできると嬉しいです!
早速ですが、以下の2つについてお話ししたいと思います。
・AMの1日の業務のスケジュールは?
・京都事務所ではどのような業務ができる?
~AMの1日の業務のスケジュールについて~
まず、AMの1日の業務のスケジュールについてですが、シニア・AMになると監査チームのインチャージ(監査現場のリーダー)を担当することでスタッフとは大きく異なっています。
インチャージを担当している監査チームでは、四半期レビューや期末監査の監査調書の作成に加えて、監査の年間のスケジュールを監査チームのマネジャーやスタッフと相談しながら決めたり、
スタッフやシニアが実施してくれた業務の進捗や結果を確認してフィードバックしたり、クライアントから会計処理相談を受けて検討する、といった業務も担当します。
また、インチャージ以外の監査チームメンバーとして関与する場合でも、一部の業務についてスタッフやシニアの業務を取りまとめる役割を担うこともあります。
監査チームの取りまとめやクライアントからの相談対応が業務の中心になってくる点が、AMの特徴かなと思います。
往査の日は、前回ブログでスタッフ業務の例を説明したように、AMもシニア・スタッフと一緒に往査現場に行くことになるので、今回は、AMが事務所勤務や在宅勤務の日にどのような仕事をしているのか、一例をご紹介したいと思います。
【AMの在宅勤務での1日の業務例】
9時15分~
業務開始。
1日で完結する業務もあれば、1週間、1ヶ月という単位で進めていく業務もあるのですが、インチャージになると自分の業務については自由裁量の部分が大きく、仕事の優先順位を整理して、今日はこれをしよう!と決めます。以下は一例です。
- 監査チームのシニア、スタッフのメンバーが作成してくれた期中段階の監査調書や監査ツールの入力結果のレビュー
⇒監査調書や監査ツールの入力結果をレビューして追加確認が必要な内容があれば、レビューコメントをします。
シニア・スタッフがレビューコメントの内容に対応してくれたあとは、再度確認して、問題が無ければ完了です。
⇒会計処理相談は主にインチャージが担当しますが、シニア・スタッフに一次検討をしてもらって、インチャージが確認してフィードバック、一緒に結論を考えてから、マネジャーに相談するなど、監査チーム内で情報共有しながら進めます。
- 期末監査に向けて監査ツールの作り込み、その他の事前準備
⇒監査調書は監査ツールに直接入力する部分も多いので、期末監査までに準備できる部分はなるべく、事務所勤務や在宅勤務の日に進めて、期末監査での監査チームの業務負担を減らせるように準備します。
その他にも、残高確認書の発送スケジュールやクライアントの担当者との打ち合わせなども実施します。
残高確認書についてはインチャージとしてクライアントと調整したあとは、シニア・スタッフのチームメンバーに具体的な準備を進めてもらうために、作業内容を説明します。
12時~13時 お昼休み
在宅の日は、つい家にこもりっぱなしになってしまうので、
昼休み中に時間があれば、少し散歩してリフレッシュします!
13時~
リフレッシュして仕事再開!
今日の仕事の目途がついたら、翌日以降の業務についても考えます。
監査チームのシニア・スタッフメンバーが翌日以降の予定を立てやすいように、翌日以降の業務について、なるべく早くに連絡しておきます。
17時15分~18時(少し残業した日の例)
今日1日の目標としていた部分が終わったら、業務を終わりにします。
在宅勤務の日は、通勤時間を節約できるので、その時間を家事やリフレッシュにあてることも可能です。(事務所勤務で監査チームメンバーと対面で話すこともとても大切なので、バランスが大事ですね!)
簡単ですが、AMの在宅勤務での1日の業務について、少しでもイメージをお伝えすることができていれば嬉しいです!
次に、京都事務所ではどのような業務ができるのか、少しご紹介したいと思います!
~京都事務所での業務について~
京都事務所はクライアントの規模、業種が多様で、複数の監査チームに所属することで、様々な経験をすることができます。
例えば、私の場合は、京都事務所クライアントの金商法監査、会社法監査、リファード業務、大阪事務所クライアントの金商法監査に関与しており、それぞれで異なる役割、異なる業務を担当しています。
京都事務所クライアントには京都発祥の企業が多く、クライアントによっては創業者の方からお話を伺う機会もあり、会社の創業から現在まで歴史を感じることができるのも、京都事務所の特徴で魅力だと思います。
京都事務所は大阪事務所との垣根が低く、大阪事務所メンバーとの合同チームがあり、大阪事務所の監査チームに京都事務所メンバーが関与したり、京都事務所の監査チームに大阪事務所のメンバーが関与したりと、事務所を超えて多様なメンバーと交流できる楽しさも感じることができます。
皆さまも、これから、就職活動を進めていく中で、どんな経験をしたいか、どの法人・どの事務所に入ろうかと、色々悩まれると思いますが、ぜひ京都事務所の説明会にも足を運んで頂いて、事務所の雰囲気や業務の特徴を感じていただけると嬉しいです!
皆さまが自分に合っていると思える職場に出会えることをお祈りしています!

(写真は、京都事務所・大阪事務所・東京事務所の合同チームでの懇親会の様子です)