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リクルートブログ大阪事務所

2023年10月6日

【大阪事務所】専門分野イベント(IPO)リポート

今回は大阪事務所のマネジャーがお届けします。

受験生の皆さん、こんにちは。そして論文式試験、お疲れ様です︕
9月にIPO支援業務の専門分野イベントを実施させていただきましたが、
ご参加いただけなかった方もいらっしゃるかと思いますので、今回は、IPO支援業務について、お話しさせていただきます。

皆さん、IPO支援業務がどのような業務内容であるか、ご存じでしょうか?

 

■IPO支援業務とは?

IPOとはInitial Public Offeringの略称で、会社が東京証券取引所等の株式市場に新規上場することを意味します。
新規上場を目指す会社に対して、監査業務やアドバイザリー業務を提供するのが、IPO支援業務です。

IPO支援業務は、短期調査→期首残高調査→準金商法監査の流れで進んでいきます。
短期調査は、会社の健康診断のようなもので、最初に会社の課題事項を洗い出します。
その後、期首残高調査で、監査のスタートラインとなる貸借対照表の期首残高を固めたのち、準金商法監査に進みます。
準金商法監査では、短期調査で浮き彫りとなった課題事項等が解消されていることを確認しつつ、上場に向けての財務諸表監査を実施します。

 

■IPO支援業務の良いところ

私は、入社から数年間は、製造業、造船業、建設業や、地銀・信金の監査業務に従事したのち、IPO支援業務をメインとする現在の部署に異動しました。

月並みですが、最も違うと感じたことは、会社との距離感です。
上場会社の監査であれば、まずは会社担当者とやり取りして、
場合によっては経理部長が、論点の重さによってはさらに上の役員の方々とディスカッションというケースが一般的ですが、
IPO支援業務の場合は、比較的若い年次から、いきなり経理部長や役員の方々と、忌憚なくディスカッションする機会が多いです。
大変な局面も多いですが、上場というひとつの目標に向かって、貴重な経験を積みつつ厳しくも楽しく働けることが、IPO支援業務の良いところだと思います。

 

■最後に

簡単ではありますが、IPO支援業務について記載させていただきました。
当ブログを読んでいただき、少しでもIPO支援業務に興味をお持ちいただけると嬉しいです。

 

皆さんとあずさ監査法人で一緒に働けることを楽しみにしています︕︕