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2023年6月21日

【第2回】おすすめの勉強方法

公認会計士受験生のみなさん、はじめまして!

 

受験生のみなさんに、出来るかぎり役立つ情報を発信していきたいと思っているので、

定期的にリクルートブログをチェックしていただけると嬉しいです!

 

今回は、私が8月の論文試験に向けて実際にしていた勉強法の中でも、

おすすめできる勉強方法について受験生のみなさんにご紹介いたします。

 

現在も論文式試験に向けて走り続けていることと思いますが、

さらにモチベーションを上げるためにぜひ参考にしていただけたらと思います!!

 

 

5月短答で合格した私は、論文式試験までの時間がない中で、特に以下の3点を心がけて勉強をしていました。

 

Ⅰ.テキストに書いてある言葉や文章を丸暗記しようとしない。

 

会計士試験の勉強はとにかく範囲が広く、身に付けなければならない知識の量は膨大です。

ですから、テキストに記載の用語や文章をそのまますべて暗記することは不可能に近いです。

そこで、テキストの難しい文章を簡単な言葉に置き換えたり、

図を描いてみることで自分なりに解釈をしたりすることが大切だと思います。

 

自分の言葉で言語化できるようにした後、余裕があればテキストの表現に近づけていくという意識で勉強を進めれば、

より広範囲の論点を押さえることが出来ると思います。

 

 

Ⅱ.知識は一つのところに集約する。

 

先ほども述べたように、会計士試験は覚えることがたくさんあります。

膨大な知識をしっかりと頭の中で整理するためにも、授業や演習の都度、出てきた論点を一つのところに集約することがおすすめです。

私の場合、テキストに記載されていないものについてはルーズリーフに書いて糊付けして貼る等、

できるだけ多くの情報を一つのところに集約していました。

 

また、演習で間違えた際に、その問題を解いた時の下書きを切り取って集約しておき、自分のミスの傾向を把握しておくこともおすすめです。

情報を集約することで、各論点の関連性が把握しやすく、より効率的に学習を進めることが出来ると思います。

 

Ⅲ.全国模試までに試験範囲を一周する。

 

8月の本試験に向けて、6月末から7月頭に行われる全国模試を受ける受験生の方が多いと思いますが、

全国模試に対する準備が本試験に与える影響は非常に大きいと思います。

試験範囲が非常に広い中で難しいとは思いますが、全国模試の結果をこれからの学習により活かすために、

全国模試までに試験範囲をとりあえず一回転させることがおすすめです。

 

5月短答を受験した私は、全国模試までの期間は論文式試験から追加される租税法と選択科目の学習に力を入れていました。

受験する人数が多い分、自分の現状を正しく知り、改善をした上で本試験を迎えることが出来るようになると思います。

 

 

みなさん、参考になりましたでしょうか。

いよいよ論文式試験に向けて本腰を入れて勉強を進める時期だと思います。

このブログで、少しでもみなさんのお役に立てればと思っています。

 

次回のブログは7/12(火)に更新予定です。

「試験前のモチベーション管理」についてご紹介します。

 

忙しい時期ではあると思いますが、息抜きにチェックしていただければ嬉しいです!

ありがとうございました!

 

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