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リクルートブログ 京都事務所

リクルートブログ京都事務所

2023年11月21日

【京都事務所】皆様の今後のご活躍をお祈りしています!

こんにちは!

あずさ監査法人 京都事務所パートナーの山中智弘です。

2023年のリクルートブログは、6月にスタートし22回アップさせて頂きましたが、今回が2023年最後のリクルートブログとなりました。

半年に渡り、リクルートブログをご覧頂き、ありがとうございました。まずは御礼申し上げます。

 

そして、改めまして皆様、

公認会計士試験合格、本当におめでとうございます!!!

本年度も、引き続きコロナウィルス感染症やインフルエンザの流行、異常気象(特に酷暑!)に見舞われ、皆様、本当にご苦労されたことと思いますが、その分、合格の喜びもひとしおだったのではないでしょうか。

 

でも、これは『ゴール』ではなく『スタート』です。

皆様の前には公認会計士として無限の可能性が広がっています。

思い描いたプロフェッショナルとしてのキャリアを歩んで頂ければと思います。

 

さて、9月の「あずさラボ」に始まり、「監査チーム懇談会」、「専門分野イベント」、「アドバイザリーイベント」、「AZSA女子会」、「学生向け相談会」、「職員個別訪問」そして「法人説明会」に至るまで、さまざまな機会を通じ、あずさ監査法人に興味を持ち、たくさんのイベントに参加頂き、本当に有難うございました!

 

我々も、多くの受験生の皆様と出会い、色々な話をする中で、フレッシュな気持ちとたくさんの刺激を頂き、とても素晴らしい時間を過ごすことができました。

 

そして、最後に多くの皆様にあずさ監査法人を『選択』して頂ければ嬉しく思います。

面接申し込みは、

明日11月22日(水)9時30分開始となります。

多くの皆様と面接でお会いできることを楽しみにしています!!

 

 

『ともに、選ばれる存在へ。』

 

こらからも、あずさ監査法人を、どうぞ宜しくお願い致します。

2023年11月17日

【京都事務所】論文式試験合格発表

 

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所シニアマネジャーがお届けします。

 

 

本日は論文式試験合格発表がありました。見事合格されました皆様に心よりお祝いを申し上げます。

 

本当におめでとうございます!!

 

これから始まる会計士人生に胸を躍らせておられることと思います。これまで支えてくださったご家族、ご友人、恩師等の方々への感謝は忘れず、合格の喜びをかみしめてください。

 

残念ながら不合格となった皆様。少し心の整理に時間がかかるかもしれませんが、これまでのご自身の努力とこれからの自分を信じて、また新たな一歩を踏み出してください。応援しています。皆様が来年合格されて、一緒に働くことができる日を待っています。

 

さて、合格発表後、束の間ではありますが、就職活動も終盤を迎えています。法人説明会、エントリーシート作成、面接と少し慌ただしい日々が続くと思いますが、皆様の会計士キャリアのスタートに心残りが出ないようにしっかり就職活動に取り組んでいただければと思います。我々は皆様がしっかりと法人選びができるよう、最後まで全力でサポートさせていただきます。

 

京都事務所では下記の日程でオンライン説明会を開催します。疑問点等を解消いただき、また京都事務所の雰囲気等を感じていただけると幸いです。ぜひご参加ください!

 

これから忙しい日々を過ごされるかと思いますが、くれぐれもご自愛ください。

皆様と一緒に働くことができる日を楽しみにしています!

 

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

■京都事務所説明会

【京都事務所説明会コンテンツ】

  • あずさ監査法人/京都事務所概要
  • 募集要項の説明
  • フリートーク(個別相談・質疑応答)

【日時・実施方法】

2023年11月20日(月)10:00~12:00 【対面開催】

2023年11月21日(火)10:00~12:00 【オンライン開催】

【申込受付開始日】

2023年11月17日(金)12:00~

【申込方法】

1.エントリーがお済でない方は、事前にエントリー登録を行ってください。

2.エントリー登録後、マイページからお申込みください。

 

■面接

面接については、関西地域における拠点事務所である大阪事務所において実施致しますので、大阪事務所2023年度イベント情報をご確認ください。

2023年11月10日

【京都事務所】 試験後の過ごし方について

 

 

皆様、こんにちは!

今回のブログは京都事務所のスタッフがお届けします。

 

テーマは『試験後の過ごし方』についてです!

 

合格発表日も間近に迫っており、緊張とワクワクで落ち着かない時期を過ごされているかと思います!合否に意識が集中するあまり、合格発表直前・合格発表後にすべきことや過ごし方についてあまり意識が向いていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこで、このブログでは、今から合格発表後の面接までの日程感を把握いただき、皆さまのご参考になれば幸いです!

 

 

合格発表日まで

合格発表後の面接申込にあたり、所定の期限までにプロフィールシート・SPIの提出が必要となるため、この期間はプロフィールシートを書いて合格発表を待ちましょう!

合格発表が近づいてくると、どうしても合否のことが気になってしまい、考えがまとまらなくなることもありますので早めに書いておくことがおすすめです。

また、不安は好きなことをしてやわらげましょう。私は、合格発表直前は朝から夜までゲームをしていたので、ゲームが上手になりました。

 

 

合格発表直後

合格発表直後から法人説明会の申込期間が開始するので早めに申し込み必須です!また、SPIの受検依頼が配信される予定なので確認しておきましょう。また、身近な人への連絡も欠かさず行っておきましょう!

なお、京都事務所説明会は以下のとおり開催予定です。

 

【京都事務所説明会コンテンツ】

  • あずさ監査法人/京都事務所概要

  • 募集要項の説明

  • フリートーク(個別相談・質疑応答)

【日時・実施方法】

2023年11月20日(月)10:00~12:00 【対面開催】

2023年11月21日(火)10:00~12:00 【オンライン開催】

【申込受付開始日】

2023年11月17日(金)12:00~

【申込方法】

1.エントリーがお済でない方は、事前にエントリー登録を行ってください。

2.エントリー登録後、マイページからお申込みください。

 

面接

合格発表後は面接が実施されます。面接の申込は絶対に忘れないように行いましょう。

面接の申込期間は11/22(水)9:30~14:00です。

また、面接は11/24(金)と11/25(土)に開催される予定です。

面接は面接官に本気度を伝えるために第一志望を一番初めに受けるようにしましょう!

なお、面接については、関西地域における拠点事務所である大阪事務所において実施致しますので、大阪事務所2023年度イベント情報をご確認ください。

 

 

最後になりましたが、皆様と一緒に働ける日を心より楽しみにしております。

 

 

(写真は京都事務所のメンバーの結婚式に行った際の写真です)

2023年11月2日

【京都事務所】学生非常勤の働き方について

 

皆様、こんにちは!

今回のブログは、京都事務所とIT監査部兼務の学生非常勤スタッフがお届けします。

 

改めまして、論文式試験本当にお疲れ様でした。

やっと疲れが取れてきたけれど、合格発表が近づいてきて緊張している時期かと思います。

今回の私のブログでは、あずさ監査法人京都事務所(IT監査部兼務)における大学4年生の学生非常勤スタッフとしての働き方についてご説明したいと思います!

特に現在、大学2・3年生で「常勤の働き方についてはよくわかったけど、非常勤の働き方についてよくわからない」という方に参考にしていただければ幸いです!

 

まず、あずさ監査法人では前提として学業が優先されます。

大学の前期・後期開始前における履修登録の結果を踏まえ、週のいつに勤務したいか、頻度はどのくらいがいいかを自分で決めて希望としてパートナー及びマネジャーに伝え、相談のうえ、勤務日が確定します。

私の場合、後期は月曜日に講義があるため、月曜日以外で週に2・3日勤務したいという希望をベースに勤務しています。

このように勤務する日を自分の希望に応じて決めることができ、大学生活との両立が可能で、もちろん長期の旅行にも行くことができます。

 

次に、業務内容等についてご説明します!

学生非常勤は、監査チームメンバーの一員として、常勤と同じように実際に監査現場で監査実務の経験を積むことができます。

学生非常勤といっても、実際現場に出ると、一人のプロフェッショナルとして扱われるので、とてもやりがいがあります!

また、担当する仕事の内容としては他の常勤スタッフ一年目と同じなので、学生非常勤期間においても常勤メンバーと同様の経験を積むことができます!

 

最後に、私が考えるあずさ監査法人で学生非常勤として働くことの良さについてお伝えしたいと思います。

現在、大学2・3年生で論文式試験を受験されている方の中には「大学生活の大半を会計士試験の勉強が占めていて、楽しい大学生活を過ごせなかった」と感じておられることもあるかと思います。

私自身も受験時代はそうでしたが、あずさ監査法人に入社してからは、上述のとおり、学生非常勤としてメリハリを持って働くようになり、学生生活、仕事、プライベートにおいてとても充実した日々を送っています。

余談になりますが、私は社会人サッカーチームに所属していて、週3回ほど活動しています。

平日は水曜日と金曜日の夜に練習があるので、その日は勤務日であっても、定時近くになると先輩などが「練習間に合うか?」と気にかけてくれ、練習に間に合うように仕事を切り上げています。

このように仕事とプライベートの両立もできるので、監査法人で働きたいけれど、学生生活も楽しみたいという方にはあずさ監査法人は最適だと思います。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

あずさ監査法人で学生非常勤として働く魅力が少しでも伝われば幸いです。

 

(社会人サッカーチームの試合中の写真です)

2023年10月27日

【京都事務所】就職活動関連情報~監査法人選びで大切にしていたことなど

 

皆さま、こんにちは。

今回は京都事務所スタッフがお届けします。

 

論文式試験後、就職活動でお忙しい日々を過ごされていると思いますが、私からは①監査法人を選ぶうえで大切にしたこと、②エントリーシートの書き方、③面接で気を付けていたことについて紹介いたします。

 

① 監査法人を選ぶうえで大切にしていたこと

私が監査法人を選ぶうえで大切にしていたことは「やりたいことや将来のキャリアビジョンを実現できるか」ということでした。

私は日本企業がグローバル展開している中で監査法人に勤める公認会計士にもクライアントの動向に合わせ、世界で活躍できる公認会計士になる必要があるのではないかと考えており、語学研修制度や海外勤務制度が充実している監査法人を軸に就職活動を進めておりました。

あずさ監査法人は、オンライン英会話やライティング研修などの充実した語学研修に加え、1年目からチャレンジできる海外派遣制度があることを知り、私はそういった若い年次から海外に挑戦できるという点にも惹かれて、あずさ監査法人を選びました。

 

監査法人では、グローバル、IPO、金融やパブリックなど多様な分野/業務がありますが、私のようにやりたいことや将来のキャリアビジョンが既に決まっている場合には、それを実現できる監査法人を選ぶのが良いと考えます。

一方、やりたいことや将来のキャリアビジョンが決まっていない方も多いかと思います。

その場合には、事務所の規模(人員数、クライアントなど)、法人の雰囲気や職員の人柄を基準にすることも一つの方法だと思います。

いずれにせよ、皆様自身が生き生きと働くことができる監査法人を選ぶということが一番大切ではないかと思います。

 

② エントリーシートの書き方

エントリーシートの書き方について、2つ紹介します。

 

  • エピソードは具体的かつ定量的に

エントリーシートを記載する際、読み手がイメージしやすいよう、具体的、定量的なエピソードを記載するようにしましょう。

例えば、「足がとても速い」と記載するより、「50メートル走を6.0秒で走る」と記載したほうが足の速さを想像しやすいと思います。

特に定量的に表現すると読み手が理解、想像をしやすくなります。エントリーシートを書く際は具体的かつ定量的を意識しましょう。

エントリーシートに記載した内容は面接で質問される可能性が高いため、エピソードに関する回答を準備しておくのがお勧めです。

 

  • PREP法を使用する

エントリーシートを書く際にはPREP法を用いるのが良いと思います。

PREP法とは以下の順序にて文章を書くことを示します。

 

結論(Point)

理由(Reason)

具体例(Example)

結論(Point)

英語の頭文字からPREP法と呼ばれています。

PREP法を使用することで2つのメリットがあります。

 

文章が書きやすい

まず、PERP法を使用することのメリットは、文章を書きやすくなる点です。

文章を書く際に難しいと感じてしまうのは何を書くのかよりもどのように書くのかではないかと思います。

私も就活生の時は、文章構成を考えることに戸惑い時間がかかっていました。

PERP法を用いることで効果的かつ効率的に文章を書くことができると思います。

 

読み手にとってわかりやすい文章を書くことができる

次は、読み手にとってわかりやすい文章を書けることです。

皆さんが読み手に伝えたいこと、結論を最初に伝えておけば、読み手は、皆さんの主張・考えを深く理解してくれると思います。

なぜなら、【理由】や【具体例】を説明している際に、「なるほど、それが【結論】につながるのか」と話の流れを理解しやすくなり、最後に【結論】を再度聞いたとき、「たしかに」と理解を促進する文章構成になるためです。

 

③ 面接で気を付けていたこと

面接で気を付けていたことは、2つあります。

 

  • 結論から話すこと

面接官からの質問に対して、結論を話した後に理由や根拠などの詳細な話をすることで面接官が話の内容を理解しやすくなります。

理由は、エントリーシートの書き方で紹介したPREP法の2つ目のメリットと同様なので、そちらをご参照ください。

 

  • 質問に対する回答を事前準備しておく

面接官と円滑なコミュニケーションを図り、説得力のある話をするには、面接官から聞かれる可能性が高い質問(志望動機、自己PRなど)に対して、予め回答を考えておくことがおすすめです。

事前準備をしておくことで、簡潔明瞭な回答ができると思いますので皆様もぜひ実践してみてください。

下記に面接でよく聞かれることをリストアップしましたのでご参考になれば幸いです。

 

よく聞かれる質問一覧

自己PRしてください

志望動機を教えてください

学生時代に頑張ったことは何ですか?

長所と短所について教えてください

監査法人に入所した後はどのようなことがしたいですか?

最も苦労した経験について教えてください

尊敬する人がいれば教えてください

弊社が第一志望ですか?

最後に質問はありますか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

皆さまの就職活動のお役に立てれば嬉しいです。

皆さまと一緒に働けることを心より楽しみにしております。

 

(京都事務所メンバーでランチに行った時の写真です)

2023年10月20日

【京都事務所】当事務所でのキャリアプラン ~IPO業務・パブリックセクター業務を中心に~

 

皆さま、こんにちは!

今回は京都事務所シニアマネジャーがお届けします。

 

京都事務所でのキャリアプランの紹介として株式上場支援業務(IPO関連業務)やパブリックセクター業務の内容を紹介いたします。

 

① 株式上場支援業務

 

株式上場に向けてコーポレートガバナンスの構築やコンプライアンス体制の整備、ディスクロージャーのための管理体制の構築などさまざまな課題に取り組むクライアントに対して、最適なソリューション提供を通じて株式上場のサポートを行います。

企業が上場を果たした後も、引き続きIPO 支援を行ったメンバーが監査を担当することで、長期的にクライアントに対して付加価値を提供していきます。

クライアントが上場される決算期の監査(申請期監査)は、タイトな期間で多くの作業をこなさなければならず、体力的にも精神的にもハードですが、クライアントが無事上場できたときは、ともに大仕事をやり遂げたという一体感・達成感が味わえることや、監査を通じた社会貢献ができたと感じることができるのが、当該業務の魅力といえます。

 

② パブリックセクター業務

 

そもそも、パブリックセクターとは何を指すのかというところですが、一般企業に対して、官庁、地方自治体、独立行政法人、国立大学法人、公益法人、学校法人などの公的機関のことを指します。(ざっくりしたイメージとしては、企業以外と思ってもらうとよいかと思います。)

企業以外の公的機関に監査やアドバイザリー業務を提供していくというのが、パブリックセクター業務です。

監査業務と特色としては、団体ごとに会計基準が異なる点が挙げられて、担当ごとに+αの勉強が必要となりますが、国等の政策実行の一端に触れたと感じることができるのが、当該業務の魅力といえます。

 

いずれの業務の共通するのは、監査でも指導機能の発揮、つまり、親身になって相談に乗ることがクライアントから期待されている点です。

親身になって相談に乗るということは、クライアントとの距離が近く、また、感謝される局面も多いということです。この点もこれらの業務の魅力の一つかと思います。

 

また、最近の動向として、岸田政権の目玉政策としてスタートアップ育成5か年計画が策定され、日本にスタートアップを生み育てるエコシステムを創出し、第二の創業ブームを実現に向けた取り組みが、強力に推進されている環境下で、パブリックセクターに属する大学や京都府等の自治体も、ベンチャー企業を育てることで新しい産業を継続的に創出する活動が活発になってきています。

当該活動においては、株式上場支援業務とパブリックセクター業務の両業務の知見を同時に提供できる専門家が求められています。

個人的には、株式上場支援業務とパブリックセクター業務の両業務に携わることが、専門家としてのキャリアにプラスに働く社会環境になってきていると感じています。

 

京都事務所では、希望すれば、これら両方の業務に携わることができる環境があります。

プロフェッショナルとしての第一歩の場として、あずさの京都事務所を選んでもらうことで、幅広い業務経験を得ることができるかと思いますので、選択肢の一つとして考えてはいかがでしょうか。

 

このブログを読んでくださった方が京都事務所に入所され、お仕事でご一緒できること楽しみにしています。

 

2023年10月13日

【京都事務所】FAI制度(IT監査部兼務の働き方)について

皆さま、こんにちは。

今回のブログは、京都事務所とIT監査部兼務のシニアがお届けします。

 

あずさ監査法人では、監査のデジタルトランスフォーメーションを重点施策と位置付けており、その一環として会計&デジタル二刀流会計士の育成に力を入れています。

 

私は、入所から3年間京都事務所でスタッフとして働いた後、去年に会計&デジタル二刀流会計士の育成のためのキャリアプランの一つである、「Future Auditor Initiative(FAI)」制度を利用しました。

現在は、IT監査部(=デジタル監査)と京都事務所(=会計監査)の二刀流で監査業務に従事しています。

 

今回は、私が利用している「Future Auditor Initiative(FAI)」制度と、IT監査部での働き方をご紹介させていただきます。

 

・「Future Auditor Initiative(FAI)」制度について

あずさ監査法人では、監査の将来像の一つとして3C×Iというデジタル戦略を推進しています。

FAI制度は、このデジタル戦略を遂行するために、監査業務の中核となるような未来の会計士(=デジタルと監査の両方の目線に精通した人材)の育成を目的としています。

具体的には、会計監査について一通りの経験を積んだ若手会計士(シニアやアシスタントマネジャー)を対象に、2~3年間 IT監査部でデジタル監査の全てを研修と実務を通して実践してもらうプログラムとなっています。

 

私がFAI制度を利用して一番強く感じていることは、監査においてデータを正しく扱えるというのはとても強力な武器になるということです。

皆さまが、会計士試験を解くうえで必要だった帳簿や数値(例えば、試算表や総勘定元帳の仕訳を思い浮かべてください)は、実務ではほとんどの場合Excelなどのデータの形で扱います。

そのため、これらのデータを上手に扱うことができれば業務を効率的かつ効果的に進めることができます。

IT監査部には、データやデジタルツールの扱いに関してあずさ監査法人内のプロフェッショナルが集まっており、様々なことを学ぶことができます。

 

ここまで説明させていただいたFAI制度は、開始したのが3年前というとても新しい制度であり、法人内でも大きく注目されている取り組みです。

あずさ監査法人ではこんなキャリアプランもあるということを皆さまに知ってもらえたら幸いです。

 

 

・IT監査部での働き方について

仕事内容

IT監査部では、1つのクライアントに対して3人程度のチームを組んでIT監査を実施します。

また、1人当たり5~10社程度クライアントを担当します。会計監査に比べて、担当するクライアントが多いこともあり、いろいろな業種のビジネスに触れることができます。

IT監査では具体的な業務として、試算表や仕訳などのデータがITシステム内でどのように生成されるかを理解する活動=「プロセスとデータの理解」、入手したデータを利活用して監査を効率的に進める活動=「データ分析・監査の自動化推進」、ITシステムにかかわる内部統制の整備・運用評価を実施する活動=「ITリスクの評価」などを実施しています。

 

仕事環境

通常のIT監査業務時は大阪事務所で勤務しています。

ただ、IT業務は少人数のチームで実施することが多く、対面でチームメンバーに業務内容の詳細な説明が不要なケースも多いので、特に用事がなければ在宅ワークという人も多いです。

私の場合は、大阪事務所、京都事務所、京都サテライトオフィス(JR京都駅前にあるあずさ監査法人のワークスペース)、在宅という選択肢の中から勤務場所を使い分けています。

IT監査部の良いところとして、あずさ監査法人のなかでもバックボーンが多様なメンバーが集まっている事業部という点があります。

前職がシステムエンジニアのメンバーなども多く、システム面については気軽に聞くことができます。

 

会計監査への従事

四半期や期末等の繁忙期は、兼務先(私の場合は京都事務所)の会計監査メンバーの一員として、担当クライアントの監査に従事します。

ITスキルを身に着けつつ、会計監査という本流についてもしっかりとキャッチアップする環境がもらえるというのがFAI制度の良いところです。

 

 

ここまで、FAI制度とIT監査部での働き方について説明させていただきました。

会計士になるべく勉強されてこられた皆さまからすると、すこし馴染みのない分野のお話だったかもしれませんが、これからの会計監査を担う上で間違いなく重要となる分野だと思っています。

あずさ監査法人では、今回紹介したFAI制度以外にも、研修や異動など、IT・デジタルスキルがゼロの状態からスタートして立派なプロフェッショナルとなるための様々な学習及び実務の機会が用意されています。

このブログを読んで、皆さまに少しでも興味を持っていただければ幸いです。

 

皆さまと一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

(写真は先日行われた京都事務所の第2回スポーツ大会の様子です)

2023年10月6日

【京都事務所】海外赴任について~海外赴任を通じて気づいた京都での暮らし~

 

皆様、こんにちは!

今回は、この6月にKPMG中国(上海)から帰任した、京都事務所のアシスタントマネジャーからお届けいたします。

 

皆さん英語は得意ですか?

海外赴任というとアメリカやヨーロッパに行って、英語を駆使して業務をこなすイメージがあるかと思います。

ただ、私はというと英語は全くと言っていいほど喋れません(京都の観光地で道を聞かれると焦る人です)。

そんな中、あずさの中国留学支援制度を経験した後、2021年11月~2023年5月までの期間、KPMG上海へ海外赴任に行ってきました。

今回は、英語が苦手だけど海外赴任に興味がある方、中国での働き方に興味がある方に情報をお届けできればなと思います。

また、海外生活を通じて感じた京都事務所で働けることのメリットについても書いていきたいと思います。

 

中国留学支援制度とは?

あずさ監査法人は北京にある中央財経大学(中国政府が最初に創設した財政や経済を専門分野とする大学)と約35年の提携関係があり、相互に留学受け入れを行っています。

中国留学支援制度はその一環として、将来の中国赴任希望者を対象に約4カ月(例年9月~12月)の中国語語学研修を通じて、中国赴任への育成に力を入れている制度です。

私が赴任する直前はコロナ禍だったこともあり、直接現地に行くことはできなかったのですが、代替措置としてオンラインでの対面授業や、日本にある中国語専門学校の講師の方を招いてマンツーマン指導など手厚いサポートを受けることができました(今年から再開し、この9月から4名が研修に参加)。

英語においても短期留学制度など充実した研修がありますが、中国語に対しても同等の研修制度が用意されているのがあずさ監査法人の特徴かと思います。

 

海外赴任において不安はあった?

海外で働くことで不安な面としては、どうしても語学の壁や文化や習慣の違いと言った点が挙げられるかと思います。

ただ、私の場合はどちらも特段気になりませんでした。

そのことについて、上海での仕事や生活事例と交えながら説明したいと思います。

 

語学の壁

仕事面において、正直、語学の壁はそこまでありませんでした。

と言うのも、監査業務の方法や利用するツールは基本的に世界共通のため、中国語であったとしても内容は変わりません。

そのため、赴任直後は少し苦戦したものの、毎日見たり話していたりすると自然に用語を覚えてしまったので、数ヶ月もすると業務面で語学の壁を感じたことはありませんでした。

また、中国における監査業務のほとんどは日系企業の中国子会社が対象のため、現地の日本人経理の方とやりとりする機会が多く、それもあって日本語を介して業務を行うことが多かったです。

生活面においても、中国は日本以上にネット決済・キャッシュレス化が進んでおり、私はよく、出前アプリを通じて食事を注文していました(配送費は数十円程度ととても安かったです)。

実際の店舗に行って食事する場面でもQRコードでメニューを読み取り注文し、決済もQRコードで完了するため、一切中国語を話さなくても生活が成り立ってしまう環境でした。

 

文化や習慣の違い

仕事面や生活面で文化の違いを特段感じることはありませんでした。

習慣面も細かいところでの違い(電車やバスで通話可能、箸は縦置き)はあるものの、不自由さというものは感じられませんでした。

特に上海は約3.6万人の日本人が住んでいる都市(世界4位)でもあるので、日本食を提供する飲食店や、日本からの輸入品を扱うスーパーなどが多く(ららぽーともあります!)、日本での暮らしと遜色ない環境でした。

 

京都に戻ってきて気づいたこと(京都の街の魅力)

帰国してまず一番に感じたことは、京都にいる外国人観光客の方の数がとても多かったことです。

コロナ前と比較しても明らかに多くなっているなという印象を受けました。

それだけ京都に興味を持って観光に来る方、京都好きの方がたくさんいるだろうなと感じています。

私自身、歴史好きが転じて京都の街が好きになり、京都事務所で働くことを希望したのですが、海外赴任を経験するとより一層、京都の魅力について気づかされました。

人口約140万人を抱える大都市でありながら、世界遺産の寺社等が17もあり、数々の歴史舞台の宝庫、伝統的な祭りや産業・食文化が残り、美しい山々に囲まれ、鴨川や桂川といった自然も豊富なこれだけ魅力たっぷりの都市は他に無いと思います。

私自身、赴任中は中国の20余りの都市に旅行に行きましたが、総合的に見て京都を超える街はありませんでした。

そんな京都の街の魅力を身近に感じながら京都で働くことができるのは京都事務所しかありません。

多くの観光客の方が京都に来る理由もその魅力に引っ張られてのことだと思います。

私は京都の街が好きすぎて京都検定準1級まで取得し、会計監査のことだけでなく、京都についての知識研鑽にも日々努めています。

KPMG上海赴任前は京都事務所内で希望する人向けに、京都の寺社のガイドツアーを行っていました。

これからの季節、紅葉もより一層深まるため、紅葉ツアーを密かに計画中です。皆さんも入所後、参加いかがでしょうか?

 

最後に、海外赴任という働き方はあくまで一例で、現在あずさ監査法人では多様な働き方の選択肢があります。

是非、過去のブログも見てみてください!その中でも京都事務所は小規模な事務所という点で、何か要望等あれば伝えやすいという雰囲気があります。

私が海外赴任に行きたいと希望した時も、事務所全体で応援してくれましたし、コロナ禍という厳しい状況でありながらもスムーズに赴任することができました。

質問等あればいつでも京都事務所の担当の者が対応しますので、お気軽に連絡してみてください!

皆さんと京都事務所で一緒に働けることを楽しみにしています!!

 

(写真は、赴任最終日に上海オフィスで撮ったものです。)

 

(写真は、今年の祇園祭宵山で撮ったものです。)

2023年9月29日

【京都事務所】育児休業制度について

 

皆様、こんにちは!

 

今回のブログは京都事務所のシニアがお届けします。

 

テーマは『男性育児休暇取得体験談と復職後の業務』についてです!

 

皆様は将来育児休暇(育休)の取得を考える際にこのような不安を抱いてはいないでしょうか?

・業務が忙しくて休めなさそう

・そもそも育休取得は嫌がられないだろうか?

・育休中の収入面が不安

・男性が育休を取得しても育児なんて出来ないでしょ

・復職後の業務や評価に影響しそう

これら以外にも悩みや不安は少なからずあるかと思います。

 

今回は、将来的に育休取得を考えている方、まだ何も考えていない方も含め、少しでも参考になればと思います!

 

《育休取得まで》

★なぜ育休取得したの?

私が育休を取得したのはシニア1年目の1月から3月の3か月間です。

育休取得前の7月に大阪事務所から京都事務所に異動したこともあり、京都事務所で新たなクライアント先の業務を始めたばかりの時期でした。

そんな中、3月決算会社の第3四半期真っただ中の時期に育休を取得しました。

育休を取得した一番の理由は『子供が好きだから!』です。

赤ちゃんと過ごす時間はあっという間に過ぎてしまうが、仕事はいくらでも挽回できる!

そう考えて育休を取得しようと決めました。

 

★育休取得は受け入れられ辛い?

あずさでは男性の育休取得にも非常の前向きで、定期的に行う面談の時に育休を取得したいです!と言うと、上司も快く承諾してくれました。(1年取得しないことを疑問に思っているほどでした。)

事前に育休取得の意思を伝えれば、育休取得中の業務分担、人員配置等見直す時間がありますので、事前に希望を伝えることは非常に重要です!思い切って伝えましょう!

育休取得手続きは色々と大変ですが、担当部署に相談すると非常に細かくタスクを明示してくれるため、スムーズに手続き完了まで進めることができました。

 

《育休取得中の過ごし方》

★出産前後はどうする?

出産前後の休暇(配偶者等出産休暇:合計で5日取得可能)が育休とは別であり、男性でももちろん取得できますので出産予定日前後で取得し合計5日間休暇を取得しました。

出産後は市役所に書類を出しに行くなどやること盛りだくさんなので、ここで休暇を取ることは非常に重要です!女性は出産後すぐに動けないので男性が主導で動きます!)

出産前後の休暇が終わると1か月間だけ業務に戻り、引継ぎや休暇前の仕事の整理を行いました。

(チーム内の共有はもちろんクライアントにもその旨説明していました。これで育休中は業務連絡を気にすることなく育児に集中できます!)

育休中は仕事のことは忘れ、日々育児です!私の場合は初めての子供でしたので大変でしたが、すごく楽しく充実していました。

 

★父親もやること盛沢山

初めての子育ての場合、母親・父親とも初めてですので母親しか育児はできない!などということは決してありません。

仕事を含め何事にも初めてのことは色々勉強しますよね?育児も同じだと思います。さらに子育てのみが育児ではありません。

特に小さい赤ちゃんの場合は部屋を清潔に保つためにこまめに掃除したり、哺乳瓶を洗ったり、洗濯物を干したり、畳んだり…できることはたくさんあります。

 

★収入面は確かに不安

収入面は確かに減りましたが、それでも欲張りな生活をしない限りは生活に困るほどではありません。

基本的に赤ちゃん用品や家族の食費、家のローンなどなど必要最低限の出費以外あまりお金を使う機会はありませんし、遊びに行くような機会もありませんので、正直お金の心配はしていませんでした。

 

《復職後の働き方》

育休期間の終わりが近づくにつれ名残惜しい部分もありますが、正直育児より仕事のほうが楽です!(人によりますかね…)

 

★復職後初日は大変…

復職当日は返却していたパソコンを取りに行ったり、パソコンの設定をしたり、今後の業務の再確認をしたり、メールチェックしたり…(メールチェックは膨大で1日以上潰れます。)

2日目以降は監査チームに合流して通常業務再開です。私の場合は4月からの復職でしたのでいきなり期末監査でした。(3か月の育休でも復職後、監査の頭に切り替えるのに時間がかかります。)

 

★復職後の本格稼働!

育休前の面談で復職後どのように働きたいか?といった内容まで相談できるので、私の場合はしばらく残業NG、出張NGと言いたい放題言っていました。

その結果、期末監査にも関わらずこんな働き方をしていました。

ある日はクライアント先へ往査。ある日は自宅で在宅勤務

・基本的に残業なしで定時退社

出張なし

・子供の育児の合間(子供の寝かしつけ後等)に仕事ができるよう、パソコンのロックを解除

などなど、相談すればかなり前向きに上司やチームメンバーは応えてくれました。

 

復職後は色々とストレスがある中での業務を覚悟していましたが、想像以上にストレスなく期末監査を終えることができました。

育休を取得してから1年以上たった今でも、リモート業務の併用や、残業削減を継続し、残業する際は毎日するのではなく、どこか1日に集中して残業し、たまった仕事を片付けています(残業の際は子供が寝てから帰宅するようにしています)。

また、子供や妻が体調不良となった際でも急遽在宅に変更したり、有給取得を希望したりすればチームは必ず寄り添ってくれます(上司含め子育てに対する理解は高いです!)。

ちなみに、育休を取得したからといって評価が下がることはありません。実際に復職後の私の評価も下がることはありませんでした!

 

《最後に》

はじめは育児休暇を取得するにあたり、

・チームメンバー等に負担を強いるのではないか?

・男性が3ヶ月も取得していいものか?

など悩みはありました。ただ、上司に育休取得の意思を伝えると思った以上に受け入れていただき、悩む必要がなかったと感じました。

もし2人目の子供が生まれるとなったときは、1年間取得したいです!

 

みなさんも仕事に育児に楽しみながら人生を謳歌しましょう!!

 

(補足)

育休のおかげか2歳を迎えようとしている今でも、かなり私に懐いてくれているように感じます。

写真は育休中の昼寝シーンです。

 

 

2023年9月29日

【京都事務所】フレキシブル・ワーク・プログラムについて

 

皆さま、こんにちは!

今回のブログは京都事務所アシスタントマネジャーがお届けします。

 

就職活動にあたって、「将来は仕事と家庭を両立したい」、「海外で働きたい」など、今後の具体的な働き方についてイメージされている方もいらっしゃるかと思います。

あずさ監査法人では、ライフステージやキャリアアップに合わせて、いろいろな働き方を選択することができますが、その中で今回は、FWPを取得した働き方(@京都事務所)をお伝えできればと思います!

 

FWP(フレキシブル・ワーク・プログラム)とは?

妊娠・育児・介護・傷病などを理由に、時間短縮勤務、1週2日までの勤務免除、時間外勤務免除、勤務時間の繰上げ・繰下げなど、個人の状況合わせてワーキングスタイルの調整ができる制です。

私は、一昨年の4月から1年間、産休・育休を取得し、去年の4月からFWP制度を利用して復職し、今現在は産休・育休の取得中です。

 

FWPとしての働き方は?

具体的な働き方としては、18時の保育園へのお迎えに間に合うように、9時~17時を就業時間として設定し、時間外勤務免除、変形労働制免除(繁忙期の休日出勤など)の勤務形態を選択しています。

在宅勤務も積極的に活用させてもらい、繁忙期か否かにもよりますが、平均して在宅勤務70%、往査や事務所勤務が30%ぐらいで勤務しています。

住んでいる場所や環境、状況によって、時間を1~2時間短縮している方や、週3~4日勤務にするなど、個々人に合わせて勤務形態は様々です。

産休前や復職前には上司と面談があり、希望する働き方や状況を伝える機会や、そもそもどう働いていくのがいいのか、キャリアアップしていくかなど、気軽に相談でき、安心して復職に備えることができました。

 

FWPを活用して感じていることは?

FWPの制度が整っていても、実際に取得できるかが大事なポイントだと思います。

京都事務所は、ここ数年、毎年育休を取得する方がいて、スタッフからアシスタントマネジャーまで各役職でFWPを取得している方がいます。

女性だけではなく、男性の育休取得率も高く、育休・FWPを取得できる環境はしっかり整っていますし、実際に取得している方に相談できる環境にあります!

育休を取得する際と同様、FWPとして復職した後も、子どもの体調不良が続いたり、保育園からの急な呼び出しなどもありますが、周りのメンバーの理解とサポートのおかげで、とても良い環境で仕事ができているなと日々感じています。

私も逆の立場になった時には、同じようにお返ししたいと思っています!

 

最後に、これまでのブログなどでも感じていただいていると思いますが、京都事務所はコンパクトですが、チームや役職にかかわらず、気軽に声を掛け合えるとてもアットホームな事務所です。

興味のある方は安心して京都事務所メンバーにお声がけください!

一緒に働ける日を楽しみにしています!!

(シルバーウィークには鳥羽水族館へ行ってきました!お休みの日はめいっぱい子どもと遊んでいます♪)